古都ドレスデンが誇る名門楽団の、伝統が生む特別な響き

ミヒャエル・ザンデルリンク 指揮 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

ミヒャエル・ザンデルリンク 指揮 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

チケット詳細Ticket Information

① 2月7日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 2月8日(日) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 2月12日(木) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 2月15日(日) 10:00a.m.~発売  一般  
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

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【その他プレイガイド】
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イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード36470〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
  *残券がある場合、5/1(金)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
  *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
   ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

チケット残席状況

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特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
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曲目・演目Program

オール・ベートーヴェン・プログラム

ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
Beethoven: ‘Fidelio’ Overture

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」(ピアノ:清水和音)
Beethoven: Piano concerto No.5 in E-flat Major Op.73 ‘Emperor’
Kazune Shimizu, Piano

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ベートーヴェン:交響曲 第7番
Beethoven: Symphony No.7 in A-Major Op.92

  • ショパン:英雄ポロネーズ(清水和音アンコール)
  • ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲
  • エルガー:エニグマ変奏曲より第9変奏“ニムロッド”

公演によせてMessage

正統かつ清新。若き俊英が迫るベートーヴェンの真髄。

 まさにドイツ的であり、特有のサウンドを今に継承しているオーケストラである。ブラームスやR.シュトラウスが自作を指揮し、その後もアーベントロートやベイヌム、ヨッフム、カイルベルト、E.クライバー、クナッパーツブッシュ、ニキシュなどの巨匠たちがその指揮台に立った。この顔ぶれだけを見ても、豊饒たる響きを連綿と今に伝えていることがわかるが、一方でヘルベルト・ケーゲルが首席指揮者を務めた1980年前後は、この重厚なオケに個性的な新風を吹き込んで世界の耳目を集めた。
 現在、ドレスデン・フィルの首席指揮者はミヒャエル・ザンデルリンク。2011年に他界した父クルト・ザンデルリンクをはじめ、兄のトーマスもシュテファンも指揮者というエリート一家の生まれである。そのミヒャエルが、ドレスデン・フィルを率いての初来日となった2013年6月、ベートーヴェンやブラームスなどに並々ならぬ力量を示したのは記憶に新しい。あくまで正統的な対峙、そして解釈は極めてオーソドックスではあるが、目眩めくように移ろう音色変化や精妙な強弱法、そして肌理細やかにして説得力のあるデリケートなテンポ変化など、見事なコントロールで鮮やかに造形したのである。
 そこには古典的な方向性を重視し、かつ立脚しながらも、斬新な風趣と清新な息吹を織り込もうとする、まだ40代の俊英ならではの発露が感じられた。来日時、ミヒャエルはベートーヴェンについて、「明確であること、明晰であること、古楽奏法も視野に入れながら内容、テンポ、バランスなどで昔のスタイルを追求していきたい」と語っていたが、まさに西洋古典音楽の真髄に迫るアプローチは圧巻!
 そのミヒャエルが、オール・ベートーヴェン・プログラムを携えて、再び日本の土を踏む。ソリストに迎えるのは、デビュー35周年を来年に控え、いよいよ円熟味を増している清水和音。ドイツでも交響曲ツィクルスに挑む若きマエストロの、深々としたベートーヴェンを鶴首して待ちたい。

真嶋雄大(音楽評論家)

全国公演日程National performance

日時
2015/6/29(月)
会場
札幌コンサートホールKitara
お問い合わせ先

オフィス・ワン 011-612-8696

日時
2015/7/2(木)
会場
武蔵野市民文化会館
お問い合わせ先

武蔵野文化事業団 0422-54-2011

日時
2015/7/3(金)
会場
愛知県芸術劇場
お問い合わせ先

CBCテレビ音楽祭・イベント事業部 052-241-8118

日時
2015/7/4(土)
会場
ザ・シンフォニーホール
お問い合わせ先

ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333

日時
2015/7/5(日)
会場
所沢市民文化センター ミューズ アークホール
お問い合わせ先

ミューズチケットカウンター 04-2998-7777

日時
2015/7/6(月)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2015/7/8(水)
会場
東京文化会館
お問い合わせ先

(公財)都民劇場 03-3572-4311

プロフィールProfile

ミヒャエル・ザンデルリンク Michael Sanderling (首席指揮者 / Principal Conductor)

ベルリン出身。幼い頃にチェロを学んで音楽の道を志す。クルト・マズアによりゲヴァントハウス管弦楽団のチェロのソリストに選ばれ、その後欧米各地の著名なオーケストラとチェロのソリストとして共演し、世界的な成功を収めている。2001年より指揮者としての活動を始めるとすぐに頭角を現し、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン放送交響楽団などの著名なオーケストラに招かれている。
 若手音楽家の指導、育成にも意欲的で、ドイツの最も有名なユース・オーケストラのひとつであるドイツ弦楽フィルハーモニーの音楽監督を務めるほか、フランクフルト・アム・マイン音楽舞台芸術大学で教鞭を執っている。
 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団とのつながりは25年ほど前にさかのぼる。’87年、’90年、’94年にチェロの客演ソリストを務め、2004年に初めて指揮を受け持った後、同団との強い信頼関係を築き上げ、’11/12年シーズンに首席指揮者に就任した。

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清水和音 Kazune Shimizu (ピアノ / Piano)

 完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたピアニスト。
 ジュネーブ音楽院にて、ルイ・ヒルトブラン氏に師事。1981年弱冠20歳でロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門優勝、あわせてリサイタル賞を受賞した。
これまでにロジェストヴェンスキー指揮ロンドン交響楽団、ノセダ指揮キーロフ歌劇場フィルハーモニー管弦楽団、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団、アシュケナージ指揮シドニー交響楽団と共演を重ね、国内外で広く活躍。室内楽の分野でも活躍し、共演者から厚い信頼を得ている。1995年から2年にわたって行われた、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲演奏会は、その完成度を新聞紙上で高く評価され、ライヴ録音がリリースされている。
 2011年には、デビュー30周年を記念して、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第4番とパガニーニの主題による狂詩曲の全5曲を一度に演奏すると言う快挙を成し遂げた。また、2014年から2018年にかけて年に2回、合計10回のリサイタル「清水和音ピアノ主義」をスタートさせた。
東京音楽大学教授。

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ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 Dresdner Philharmonie

 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団は、創立以来それぞれの時代の名だたる指揮者たちと活動してきた。1930年代に世界的な名声を得たのは、ケンペン(1893-1955)のリーダーシップが大きい。この時期の成長により、ニキシュ、アーベントロート、ブッシュ、カイルベルトなどの世界的な指揮者たちの客演が実現した。第二次大戦後のオーケストラ再建期においては、ボンガルツが首席指揮者として多大な貢献を果たし、その他首席指揮者時代(1967-1972)に活躍したクルト・マズアの名があげられる。
 1994年にプラッソンが首席指揮者を務め、2001年には世界的名声を得ているヤノフスキがその後継者となる。ドイツの伝統を継承し、あらゆる世界一流の演奏会場で世界的なオーケストラと共演してきた経験豊富なヤノフスキの参加は大変歓迎すべき転機となった。2003年にはブルゴスが首席客演指揮者に迎えられ、1年後に首席指揮者に就任。世界のトップ・オーケストラを指揮してきた経験とカリスマ性をもつ彼と、同団とのパートナーシップは世界各国で高い評価につながった。
 2011/12シーズンより、ミヒャエル・ザンデルリンクが首席指揮者に就任。今シーズン、ザンデルリンク率いるドレスデン・フィルは北米、アジアの他、ケルン、ミュンヘン、ウィーンを含むヨーロッパ音楽の中心都市でツアーが予定されている。

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主催・協賛

【主催】ジャパン・アーツ
【後援】ドイツ連邦共和国大使館、ドイツ文化センター

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