巨匠ヤンソンスが魅せる、オーケストラ芸術の粋 芳醇なる黄金の響き。
マリス・ヤンソンス(首席指揮者)バイエルン放送交響楽団
- オーケストラ
- 日時
- 2016年11月27日(日) 14:00
- 会場
- サントリーホール
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■【掲載情報】マリス・ヤンソンス ミセス11月号(2016年10月)
■会員限定:公開リハーサルご招待のご案内(2016年10月)【応募終了】
■【掲載情報】マリス・ヤンソンス 音楽の友2016年8月号(2016年9月)
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チケット詳細Ticket Information
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曲目・演目Program
2016年11月27日(日)14:00開演
マーラー:交響曲第9番 ニ長調
2016年11月28日(月)19:00開演
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61 (ヴァイオリン:ギル・シャハム)
ストラヴィンスキー:バレエ組曲 「火の鳥」(1945年版)
- 11月28日(月) サントリーホール
- クライスラー:美しきロスマリン(ギル・シャハム&オーケストラ)
- グリーグ:過ぎにし春、エルガー:野生の熊たち
公演によせてMessage
最高の芸術水準をきわめる名コンビ
今さら言うまでもないことながら、ヤンソンスは世界の指揮界の頂点に立って活躍する巨匠である。首席指揮者をつとめるバイエルン放送交響楽団をはじめ、つい先頃まで同時に同じ任にあったロイヤル・コンセルトヘボウ管、さらにベルリン・フィル、ウィーン・フィルとも、きわめて密接な関係にある。このヨーロッパ4大オーケストラから、等しく、これほど厚い信頼を寄せられる指揮者は、これまで一人もいなかった。
音符の背後にある意味にまで共感豊かに迫る作品解釈から生まれる演奏は、オーケストラの表現意欲と集中力をつねに最大限に発揮させた周密かつ豊穣な交響世界をつくり上げる。私たち聴衆の充足感は測り知れない。
バイエルン放送交響楽団とは、今年の3月から4月にかけて、ウィーン、パリ、ルツェルン、マドリードなどのヨーロッパ各都市をめぐるツアーと、ニューヨーク、シカゴなどを訪ねるアメリカ・カナダ・ツアーを終えたばかりだ。プログラムとして、マーラーの交響曲第5番あるいはショスタコーヴィチの《レニングラード》交響曲のどちらかが用意されていた。幸いにもルツェルンで後者を聴くことができたが、文字通り空前絶後の演奏に、ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団が、今、オーケストラ音楽の最高の芸術水準をきわめていることを、作品への大きな感動とともに改めて心に刻んだ。
さて、この11月は、そのヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の待望の日本公演である。曲目にはヤンソンスが得意とする大曲が選ばれている。マーラーの交響曲第9番は、おそらく、マーラーの全交響曲中でヤンソンスが最も得意とする作品だ。これまでにマーラーの全9曲を指揮して大好評を博してきたヤンソンスのマーラー演奏のひとつの集大成を聴くことになろう。全身を震かんさせるような決定的なマーラー体験が約束されている。
いっぽう、ストラヴィンスキーの《火の鳥》も、オーケストラを自在に操る名手として名高いヤンソンスの十八番のひとつだ。究極のオーケストラ演奏に目を見張ることになろう。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はジル・ハシャムが独奏だ。なんと豪華な一夜であろう。
岩下眞好(慶應義塾大学名誉教授)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2016/11/27(日)
- 会場
- サントリーホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2016/11/28(月)
- 会場
- サントリーホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
プロフィールProfile
マリス・ヤンソンス Mariss Jansons(首席指揮者,Chefdirigent )
現代の指揮界において、ヤンソンスの放つ存在感は際立っている。03/04年シーズンからバイエルン放送交響楽団および合唱団の首席指揮者。クーベリック、C.デイヴィス、マゼールに続き、同楽団で5代目の首席指揮者にあたる。日本にも度々来日し、2012年にはサントリーホールにて、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏会を行い、絶賛を博した。なお、彼は04年~15年アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者も兼任した。
1943年、指揮者アルヴィド・ヤンソンスの子としてラトヴィアの首都リガに生まれた。レニングラード音楽院を優秀な成績で卒業。その後、ウィーンでスワロフスキー、ザルツブルクでカラヤンに師事し、71年カラヤン財団主催の指揮者コンクールに入賞。72年、レニングラード・フィルを率いるムラヴィンスキーの助手となった。以来、同楽団(現サンクトペテルブルグ・フィル)との密接な関係を保っており、99年まで常任指揮者に名を連ねた。79年から2000年まで長きに亘って首席指揮者を務めたオスロ・フィルは、まさに彼の力によって世界トップレベルのオーケストラへと変貌を遂げた。ヤンソンスはこのほか、ロンドン・フィル首席客演指揮者(92-97)とピッツバーグ響音楽監督(97-04)を歴任している。また客演指揮者としては、世界中の主要オーケストラを網羅。ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、クリーヴランド管、シカゴ響、ボストン響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ドレスデン国立歌劇場管などがその一例だが、とりわけ関係が深いのはウィーン・フィル、ベルリン・フィルの両楽団であり、本拠地での客演のみならず、ヨーロッパ、米国、日本のツアーでもステージを共にしている。
レコーディングは、EMI、ドイツ・グラモフォン、ソニー、BMG、シャンドス、サイマックスの各レーベルに行い、ベートーヴェンからヴァイルに至る膨大な作品を取り上げた彼の録音は、多くが権威ある賞に輝いている。
ギル・シャハム Gil Shaham (ヴァイオリン, Violin)
卓越した技巧とエレガントな美音で、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルを始めほぼ全ての一流オーケストラに招かれている、世界で最も人気の高いヴァイオリニストの一人。幼少時I. スターンやH. シェリングに“神童”と絶賛され、ジュリアード音楽院奨学生としてD. ディレイおよびH. カンに師事。コロンビア大学でも学ぶ。
近年では独自の企画が注目を集め、1930年代に作曲されたヴァイオリン協奏曲(ベルク、プロコフィエフ、ストラヴィンスキー他)をドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィル、ティルソン=トーマス指揮ロンドン響、ヤンソンス指揮バイエルン放響、NYフィル及びドレスデン国立歌劇場管等と演奏。自主レーベル「Canary Classics」より発売された2枚のCDも絶賛を博している。
ドイツ・グラモフォンからも多数のCDが発売されており、グラミー賞、ディアパゾン・ドール他、権威有る賞を多数受賞。
使用楽器は1699年製ストラディヴァリウス「ポリニャック伯爵夫人」。
バイエルン放送交響楽団 Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
バイエルン放送交響楽団は、1949年、オイゲン・ヨッフムによって創設されて以来、瞬く間に世界に名をとどろかすオーケストラへと発展した。オーケストラの歴史は、歴代の首席指揮者(ヨッフム、クーベリック、コリン・デイヴィス、マゼール)と密接に結びついており、彼らはまた常に同合唱団の首席指揮者も兼任してきた。03年10月より、団員の圧倒的支持によって選ばれたマリス・ヤンソンスが首席指揮者に就任。オーケストラと指揮者双方にとって幸せな時代の幕が明けた。ヤンソンスは、就任直後から極めて高い芸術的水準を維持しつつ、団員との親密な関係を創り出し、ひいては彼自身の大きな成功へとつながった。バイエルン放送響は09年9月以来、バイエルン放送自主制作レーベル”BR-Klassik”にCDやDVDを録音してきた。録音には、マーラーの交響曲第7番、ブルックナーの交響曲第7番、ハイドンの「ハーモニー・ミサ」(DVDにも収録)などがある。
同オーケストラは、さまざまなオーケストラの人気ランキングにおいて、世界のベスト10に選ばれている(2006年度ル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌、2008年度レコード芸術誌、およびグラモフォン誌)。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ
特別協賛:富士電機株式会社
後援:ドイツ連邦共和国大使館/東京ドイツ文化センター