名匠が放つ閃光の響き
エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団
- オーケストラ
- 日時
- 2017年5月20日(土) 18:00
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③ 12月8日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 12月10日(土) 10:00a.m.~発売 一般
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… インターネットで購入可5月20日チケット購入はこちら5月21日チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
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チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
2017年5月20日(土) 18:00開演 東京芸術劇場 コンサートホール
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op. 20
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64 (ヴァイオリン:諏訪内晶子)
———————————————————
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op. 30
2017年5月21日(日) 14:00開演 横浜みなとみらいホール
<オール・ベートーヴェン・プログラム>
序曲「命名祝日」ハ長調 Op. 115
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37 (ピアノ:チョ・ソンジン)
———————————————————
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
- 5月20日(土) 東京芸術劇場 コンサートホール
- <ソリスト・アンコール(諏訪内晶子)>
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番よりオブセッション - <オーケストラ・アンコール>
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲 - 5月21日(日)横浜みなとみらいホール
- <ソリスト・アンコール(チョ・ソンジン)>
*モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 第2楽章 - <オーケストラ・アンコール>
シベリウス:『ペレアスとメリザンド』より ‘ペレアスの死’
公演によせてMessage
“飽音の時代”を覚醒させる英雄(ヒーロー)サロネン
エサ=ペッカ・サロネンが描き出す「音像」はいつも鮮やかだ。
一音一音に新たな魂が宿され、オーケストラは躍動する。生命力漲(みなぎ)る音楽によって作品全体が鮮やかに描き出され、輝きを放つ。作曲家として21世紀のクラシック音楽を革新しつづけている彼が、過去の偉大な作曲者たちと向き合うとき、そこには彼にしかできない真摯な対話が生ずる。彼の精緻なタクトは百戦錬磨のオーケストラを駆り立て、作品に籠められた美しさやエネルギーを我々の前に描き出してくれる。彼の手にかかるとクラシック音楽の「王道」ともいうべき名曲の数々が、初めて出会う作品かのような瑞々しさと魅力に充溢する。
サロネンによるこの特別な現象は、30年を遡ってまだ20代だった彼が指揮したスウェーデン放送交響楽団との演奏にもすでに現れていたし、2008年、音楽監督として最後の来日となったロサンゼルス・フィルとの名演においても、その「残像」を我々の耳に鮮明に残している。
そして今、「現代の伝説」ともいうべき瞬間を生み出しているのは、サロネンが首席指揮者を務める英国の名門、フィルハーモニア管弦楽団である。彼らの深い関係はすでに25年の長きに亘っている。
2012年の来日公演では、各楽章の対比も見事な、目の覚めるようなベートーヴェンの交響曲第7番を聴かせてくれた。あの“生の喜びに満ちた”ベートーヴェンをもう一度聴けるチャンスが巡って来た!そして、R.シュトラウスの熟達した管弦楽作品においても、独特の“多層な響きの世界”を描き出してくれるに違いない。
また、共演のソリストたちと創りだす音楽にも注目したい。横浜公演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番で共演するのはショパン・コンクールの覇者にして若きヴィルトゥオーゾ、チョ・ソンジン。東京公演のメンデルスゾーンの協奏曲で共演するのは我が国のトップ・ヴァイオリニスト、諏訪内晶子。名匠サロネンと、その指揮に触発(インスパイア)されたオーケストラ、さらにヴィルトゥオーゾたちによる三つ巴の「エネルギーのぶつかりあい」を体感させてくれるだろう。
我々を多彩な音楽の世界に導き、新たな作品の魅力に目覚めさせてくれる「音の世界の英雄(ヒーロー)」サロネンとフィルハーモニア管―彼らが生み出す「生気に満ちた響き」に震える瞬間が待ち遠しい。
全国公演日程National performance
- 日時
- 2017/5/20(土)
- 会場
- 東京芸術劇場 コンサートホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2017/5/21(日)
- 会場
- 横浜みなとみらいホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
プロフィールProfile
エサ=ペッカ・サロネン Esa-Pekka Salonen (首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー, Principal Conductor & Artistic Advisor)
ヘルシンキ生まれの指揮者・作曲家。絶え間ない革新によって、クラシック音楽界において最も重要な芸術家のひとりとみなされている。フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者・アーティスティック・アドヴァイザーを務めるとともに、1992年から2009年まで音楽監督を担ったロサンゼルス・フィルハーモニックの桂冠指揮者。2015/16シーズンから3年間は、ニューヨーク・フィルハーモニックのマリー=ジョゼ・クラヴィス コンポーザー・イン・レジデンスとなる。また、毎年開催されるバルト海音楽祭のアーティスティック・ディレクター兼共同創設者でもある。サロネンの楽曲は、交響曲やピアノのイェフィム・ブロンフマン、ヴァイオリンのリーラ・ジョセフォウィッツそれぞれに捧げた協奏曲がある。後者は名誉あるグロマイヤー賞を受賞。iPad用のアプリを開発、Apple社のCMに楽曲が使用されるなど先進的な試みも注目される。
諏訪内晶子 Akiko Suwanai (ヴァイオリン, Violin)
1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。
これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ベルリン・フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。エリザベート王妃国際コンクールヴァイオリン部門審査員。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。2016年4月、新作『フランク&R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 他』をリリース。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。
チョ・ソンジン Seong-Jin Cho (ピアノ, Piano)
2015年10月に行われた第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝、ポロネーズ賞も同時受賞し、国際的な脚光を浴びる。コンクールの模様はインターネットを通じて世界中に配信され、卓越したテクニックと透明で美しい音色、身体中から溢れ出る音楽性が聴く人の心を打ち、若き世代で最も卓越したピアニストの一人として、高く評価されている。
1994年5月28日ソウル生まれ。2008年モスクワで行われた「青少年のためのショパン国際ピアノ・コンクール」で1位受賞。09年第7回浜松国際ピアノ・コンクールでは15歳で最年少優勝を果たし、同時に日本人作品最優秀演奏賞、札幌市長賞も受賞。11年に17歳でチャイコフスキー国際コンクール第3位、14年ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第3位に入賞している。
フィルハーモニア管弦楽団 Philharmonia Orchestra
1945年EMI(当時の英コロンビア)の芸術部長W.レッグによって創設。
その後R.シュトラウス、カラヤン、トスカニーニ、フルトヴェングラー等の巨匠を指揮者に招き、その名演と共に一躍欧州楽壇の注目の的となった。特にカラヤンとは多くの録音を残し、欧米各地に演奏旅行も行った。その後クレンペラー、ムーティ、シノーポリが首席指揮者となり、90年はシノーポリ、2007年はインバルの指揮により、東京で『マーラー・チクルス』の公演を行なった。1997年にドホナーニが首席指揮者に就任。さらに2008年エサ=ペッカ・サロネンが首席指揮者及びアーティスティック・アドヴァイザーに就任。現在はサロネンの他に終身名誉指揮者にドホナーニ、桂冠指揮者にアシュケナージという陣容となっている。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ
共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)[5/20]/神奈川芸術協会[5/21]
協力:ユニバーサル ミュージック/横浜みなとみらいホール[5/21]