~愛と平和への祈りをこめて Vol.10~ 女の愛と生涯~イタリア・オペラのアリアとともに
【見逃し配信】森麻季 ソプラノ・リサイタル ≪ジャパン・アーツ ライブ・ビューイング≫
- 声楽
見逃し配信リビングルーム席(視聴券) *2020年9月25日(金)10:00~10月12日(月)23:59まで視聴可能
- 日時
- 2020年9月25日(金) 10:00
ピックアップ
ジャパン・アーツのTwitterアカウント@japan_arts (https://twitter.com/japan_arts)をフォローの上、森麻季 公演の感想を「#森麻季ビューイング」のハッシュタグ付けてTwitterに投稿してくださった方の中から抽選で10名様にサインしたプログラムをプレゼントします!皆様のご感想をお待ちしております!
※「ジャパン・アーツ・ライブビューイング(当日ライブ配信)」と「見逃し配信」のリビングルーム席(視聴券)をご購入の皆様、全員が応募の対象となります。
■応募の締め切り:2020年10月13日(火)中
『森麻季 ソプラノ・リサイタル』は2020年9月25日(金)10時より『見逃し配信』スタート!
⇒ チケットの詳細はこちら
⇒ リビングルーム席(視聴券)のご購入はこちら
関連ニュース
- 2024/12/20 【コンサート情報】年末年始のジャパン・アーツのアーティスト出演情報
- 2024/12/20 【オンエア情報】ジャパン・アーツのアーティスト 年末年始も大活躍!
- 2024/12/9 2025年1月27日(月)午前1:05~ 山田和樹、森麻季、東京混声合唱団、マクシム・エメリャニチェフ NHK-BS「プレミアムシアター」
- 2024/10/31 【出演情報】第67回 NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2024/10/4 10月10日(木) 21:00~ 森麻季 NHK-Eテレ「クラシックTV」
- 2024/9/17 アンコール情報:森麻季 ソプラノ・リサイタル
- 2024/9/2 【メッセージ】森麻季:9月16日 ソプラノ・リサイタルにむけて
- 2024/8/27 【インタビュー】森麻季 バーミンガムでの《蝶々夫人》について語る
- 2024/8/26 【掲載情報】「音楽の友」2024年9月号「特集 あなたが選ぶクラシック・ベストテン 2024」
- 2024/8/26 【全曲目決定のお知らせ】愛と平和への祈りをこめて Vol.14 森麻季 ソプラノ・リサイタル
チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- 9月25日(金) 10:00a.m.~発売 見逃し配信リビングルーム席(視聴券) WEB
- WEB … インターネットで購入可
※発売期間:2020年9月25日(金)10:00~10月12日(月)21:00まで
※視聴可能期間:2020年9月25日(金)10:00~10月12日(月)23:59まで
*購入方法や注意事項はご購入先でご確認ください。
*チケットの取り扱いはWEBジャパン・アーツぴあのみです。その他プレイガイドでの取り扱いはございません。
*ご購入はWEBジャパン・アーツぴあの利用登録が必要となります。
⇒ ジャパン・アーツぴあ会員登録はこちらから
PIA LIVE STREAM視聴についてのお問合せ
電話:017-718-3572
メール:event@linkst.jp(平日10:00-18:00)
公演に関するお問合せ:ジャパンアーツぴあ 0570-00-1212(10:00~18:00)
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
曲目・演目Program
- シューマン:歌曲集「ミルテの花」より 献呈
- シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」Op. 42 (全曲)
第1曲「あの方にお会いしてから」
第2曲「彼は誰よりも素晴らしいお方」
第3曲「私には何が何だかわからない」
第4曲「私の指にある指輪よ」
第5曲「ねぇ妹たち 私を手伝って
第6曲「優しい友よ あなたはびっくりして」
第7曲「私の心に、私の胸に」
第8曲「今、あなたは私に初めての苦痛をもたらしました」 - シューマン:「子どもの情景」Op. 15より(ピアノ・ソロ)
1.知らない国々と人々
2.珍しいお話
3.鬼ごっこ
4.おねだり
5.満足
6.大事件
7.トロイメライ - R.シュトラウス:解き放たれて
- R.シュトラウス:万霊節
- ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より “清らかな女神よ”
- ショパン:ノクターン第8番 変ニ長調 Op. 27-2(ピアノ・ソロ)
- チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より “私は、つつましい僕”
- カタラーニ: 歌劇「ラ・ワリー」より “さようなら、故郷の家よ”
- リスト: 歌劇「巡礼の年 第2年 イタリア」より ペトラルカのソネット 第104番(ピアノ・ソロ)
- プッチーニ: 歌劇「マノン・レスコー」より “この柔らかなレースの中で”
- プッチーニ:歌劇「つばめ」より “ドレッタの夢”
- アンコール
- 山田耕作:赤とんぼ (詩:三木露風)
- 越谷達之助:初恋 (詩:石川啄木)
- 山田耕作:からたちの花 (詩:北原白秋)
ピアノ:山岸茂人
公演によせてMessage
森麻季「愛と平和への祈りを込めて」の十年
歌うことは、祈ること――。2011年9月11日にはじまった「森麻季~愛と平和への祈りをこめて」コンサートが、今年で10回目を迎える。森麻季のライフワークともいえるこのコンサートは、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件にニューヨークで遭遇した森麻季が、それから十年のときを経て日本を襲った2011年3月11日の東日本大震災の年にはじめたコンサートである。そのきっかけを、森麻季自身はこう語る。
「東日本大震災の経験は、決して癒されることのない大きな悲しみと命の尊さを深く考えさせられました。そして、亡くなった方を思い祈ること、被災された方と悲しみを分かち合うことも、心をひとつにすることへつながっていくことを被災地でのコンサートから身をもって感じることができました。わたくしにとってアメリカ同時多発テロ事件から10年の節目は、平和についてあらためて考えるきっかけとなり、多くの人々を悲しみの渦に巻き込んだ東日本大震災は、祈りをつなげたいという思いがつのり、『愛と平和への祈りをこめて』コンサートのスタートにいたりました」。この言葉には、日本を代表する歌手としての森麻季の平和への祈りと愛がこめられている。
人はなぜ「歌」を歌うのか。なぜ、うれしいとき、かなしいとき、人は歌を口ずさむのだろうか。2011年の東日本大震災の直後、あるアンケートで、「いま、何が足りないですか?」という問いに、生活物資や食料品の次に来た答えが「歌が足りない」だったという。ここでの「歌」とは、たんなる歌曲や音楽という意味ではない。かけがえのないものを失ったあまりにも大きな悲しみ、人の力の及ばないとてつもない力への想い、数え切れない想いがこみ上げた「祈り」ともいえる想い、そのとき、心の声は歌になる。西洋音楽の起源とされるカトリックのグレゴリオ聖歌も、仏教の声明も、「ムジカ・オラムス(音楽的に展開された祈り)」といわれるものが、歌のはじまりであるといわれるのは、「祈る」「歌う」ということが、人間にとって大きな意味を持ってきたことを示している。
そして、ここに森麻季が日本を代表する歌手として愛されてきた理由のひとつがある。天に届くかのようなその澄み切った歌声が、いかに多くの人々に勇気を与え、感動をもたらしてきたか。それは、森麻季の歌声に、あらゆるものへの惜しみない「愛」と「祈り」がこめられているからだ。その愛と平和へのメッセージの美しさこそが、森麻季というひとりの歌手を比類ない存在としている。
浦久 俊彦(文筆家・文化芸術プロデューサー)
プロフィールProfile
森 麻季 Maki Mori (ソプラノ, Soprano)
東京藝術大学、同大学院独唱専攻、文化庁オペラ研修所修了。ミラノとミュンヘンに留学し、プラシド・ドミンゴ世界オペラコンクール「オペラリア」等多数の国内外のコンクールに上位入賞を果たす。ワシントン・ナショナル・オペラでアメリカ・デビュー。ルイージ指揮「ばらの騎士」でドレスデン国立歌劇場に出演し、国際的な評価を得る。2015年兵庫県立芸術文化センター・オペラ「椿姫」では連日スタンディング・オベーションの絶賛を博し、2017年BCJ歌劇《ポッペアの戴冠》のタイトルロールは高く評価される。コンサートではアシュケナージ、テミルカーノフ、インバル、小澤征爾、パーヴォ・ヤルヴィ等の著名指揮者やNHK交響楽団、フランクフルト放響等の内外の主要オーケストラやドレスデン聖十字架教会合唱団と共演を重ねて成功を収める。透明感のある美声と深い音楽性は各方面から絶賛され、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」のメインテーマをつとめるなど日本を代表するオペラ歌手として常に注目をあびる。デビュー20周年記念CD「至福の時~歌の翼に」をリリース(エイベックス・クラシックス)。ワシントン・アワード、五島記念文化賞、出光音楽賞、ホテルオークラ音楽賞受賞。
- オフィシャル・ツイッター
- https://twitter.com/makimori_sop
山岸 茂人 Shigeto Yamagishi (ピアノ, Piano)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽学専攻修了。在学中に安宅賞受賞。古典から近代にわたるイタリア歌曲を嶺貞子氏に、ドイツ歌曲を佐々木成子、ライナー・ホフマン各氏より学ぶ。ピアノを川口恒子、渡辺健二、高出紘子の諸氏に、また、音楽学を船山隆、本田脩の各氏に師事。 声楽の伴奏者としては演奏家から常に深く信頼され、これまで著名な歌手と数多く共演を重ねる。現在、東京藝術大学声楽科伴奏助手、二期会イタリア歌曲研究会ピアニスト。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
- 協力
- エイベックス・クラシックス