ベートーヴェン生誕250周年記念 ピアノ連弾作品全曲演奏

寺田悦子&渡邉規久雄 デュオ・ピアノ・コンサート【6/12振替公演】

  • ピアノ

昼の部

日時
2020年11月5日(木) 15:30
開場 / 終演予定
14:45 / 16:30
会場
紀尾井ホール
出演
寺田悦子 Etsuko Terada (ピアノ,Piano)
渡邉規久雄 Kikuo Watanabe (ピアノ,Piano)

夜の部

日時
2020年11月5日(木) 19:00
開場 / 終演予定
18:15 / 20:00
会場
紀尾井ホール
出演
寺田悦子 Etsuko Terada (ピアノ,Piano)
渡邉規久雄 Kikuo Watanabe (ピアノ,Piano)

ピックアップ

新型コロナウイルス感染予防に対応した座席配置を行うため、座席間隔を空けて販売しております。 (会場の規定によって座席の間隔は異なります。)
今後の新型コロナウイルス感染状況による、 日本国政府、開催会場の各自治体、関係団体からの新たな発表があった場合は、販売席種、エリア、運営方法などが変更となる可能性がありますので、予めご了承くださいますよう、お願い申し上げます。(2020年9月)

休憩なし1時間/同プログラム2回公演

本公演は6月12日に予定されておりました公演の振替公演です。新型コロナウイルスのソーシャル・ディスタンス対策としてお座席の間隔を空けての実施、合わせて公演時間を休憩なし1時間に短縮し、曲目を変更して同プログラム2回公演とさせていただきます。大変お手数ではございますが、6月12日のチケットをお持ちの方は、払い戻し手続きの上、新たにご購入をお願いいたします。

公演延期・チケット払戻しのお知らせ(2020年7月31日更新)
2020年6月12日(金)の公演延期に関する詳細はこちら

チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 8月22日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 WEB
  2. ② 8月23日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 TEL
  3. ③ 8月27日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 WEB
  4. ④ 8月29日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
  5. ⑤ 8月29日(土) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
    • 車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)

その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

ベートーヴェン:
  • ソナタ ニ長調 Op. 6
  • 3つの行進曲 Op. 45
  • ヴァルトシュタイン伯爵の主題による8つの変奏曲 WoO. 67
  • ゲーテの詩「君を思う」による6つの変奏曲 WoO. 74
  • 大フーガ 変ロ長調 Op. 134

※曲目・演奏順は変更になる場合がございます。

  • ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番

公演によせてMessage

「大フーガ」、ベートーヴェンの大宇宙 〜ベートーヴェン生誕250年に捧ぐ〜

6月に予定していたモーツァルト、シューベルト、ベートーヴェンの3人の楽聖たちの連弾曲名作による《四手連弾の宇宙》 が、コロナウイルス感染対策でやむなく中止となりました。コンサートを楽しみにしてくださっていた聴衆の皆さまには大変ご心配をおかけいたしましたが、このたびベートーヴェン生誕250年を記念した新たなプログラムで、ベートーヴェンの書いた四手連弾曲のすべてを演奏するリサイタル《四手連弾の宇宙Ⅰ》を催します。

人類にとって大きな試練であるコロナ禍の困難な日々を支えてくれているのは、私達にとっては音楽であり、ピアノに向かう中でベートーヴェンの「大フーガ」は今まで弾いてきた数々の連弾曲の中でも異彩を放つ、技術的にも手ごわい作品でした。

弦楽四重奏曲作品130の終楽章としての初演ではその革新性ゆえに信奉者からも理解されず、その後独立した曲としてベートーヴェン自身の手で四手連弾曲にも編曲されましたが、実はこの「大フーガ」こそが私たちに大きな勇気と精神的な力を与えてくれました。ベートーヴェンの音楽を貫く強靭なエネルギーと理念にあらためて感動し、今こそベートーヴェンを弾きたいと いう気持ちに至りました。

ベートーヴェンの四手連弾曲は残念なことに音楽会で弾かれることがあまりありません。彼の音楽の真骨頂である交響曲やピアノ・ソナタ、あるいは弦楽四重奏曲などと比べると一見限られた音楽表現にとどまる小規模な作品が多いからだと思いますが、四つに組んでみるとなかなかどうして、すでにベートーヴェンの非凡な才能と個性を聴きとることができる興味深い作品群です。

現在の状況下において様々な感染予防対策を講じた上での1時間足らずのプログラムですが、皆様とともにベートーヴェンの 「大宇宙」が聴こえてくることを信じ、ベートーヴェン生誕250年の年に捧げたいと思います。 

寺田悦子、渡邉規久雄
2020年 夏

《四手連弾の宇宙》は、この後もシリーズ・コンサートとしてモーツァルト、シューベルト、ブラームス他の連弾作品を演奏していく 予定です。どうぞご期待ください。

プロフィールProfile

寺田悦子 Etsuko Terada (ピアノ,Piano)

独自の企画性に富んだソロ・リサイタルや渡邉規久雄とのデュオ・コンサートを通して、透明感のある音色と豊かな情感で聴衆を魅了する寺田悦子は16歳でウィーンに留学。2019年にデビュー50周年を迎え、3回の記念コンサート・シリーズを展開してきたことは記憶に新しいところです。ルービンシュタイン自身が審査した1977年第2回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第3位金賞、1978年第6回リーズ国際ピアノ・コンクール入賞、日本ショパン協会賞、飛騨古川音楽賞などを受賞。東京・名古屋・大阪をはじめとする国内各地でのリサイタルやN響をはじめとする日本の主要オーケストラとの共演はもちろん、「プラハの春」などの国際音楽祭出演、イスラエル・フィル、ヘルシンキ・フィル、ドレスデン・フィル、北BBC響等数多くの海外オーケストラとの共演、英国、ドイツ、フィンランド、ロシア、ラトヴィア、アメリカ、メキシコ、パナマ、ペルーでのソロ・リサイタル、ニューヨークのカーネギーホールでの演奏等、国際的な活躍を展開してきました。日本音楽コンクール、東京音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール全国大会等数多くのコンクール審査員を務め、またドイツやオーストリアで演奏とマスタークラスを行うなど、後進の指導にも積極的にあたっています。CDにショパン作品集「ノアンⅠ」「ノアンⅡ」、渡邉規久雄とのデュオ・ピアノ「春の祭典&ラフマニノフ」(レコード芸術特選盤)など。

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渡邉規久雄 Kikuo Watanabe (ピアノ,Piano)

北欧、特にフィンランド音楽に造詣が深く、中でもシベリウスを生涯のライフワークとして演奏活動の中心に据えている渡邉規久雄。2003年、2007年、2010年、2015年、そして2019年と5回にわたって歩んできたシベリウスのピアノ音楽全曲シリーズがすべてCD化され、シベリウス生誕150年記念の年であった2015年にはNHK-BSプレミアムのクラシック倶楽部『シベリウスの室内楽の世界』に出演、東京と大阪で行ったオール・シベリウス・プログラムによるリサイタルの東京公演はNHK-FMで放送されるなど、シベリウス・ピアノ音楽の第一人者として活躍してきた長年の功績は、2015年12月にフィンランド・シベリウス協会から歴史と伝統ある《シベリウスメダル》を授与されるという栄誉に結実しました。1974年インディアナ大学を成績優秀賞で卒業、1976年に同大学院を修了。1976年7月のデビュー・リサイタル以降、ショパンのポロネーズ全曲、シューベルトの最後の3曲のソナタ、シベリウス・プログラムなどによるリサイタル、ラトヴィアの首都リガやヘルシンキ、東京、大阪、名古屋等での寺田悦子とのデュオ・コンサート、国内はもとよりサンクトペテルブルグ、モスクワ、ハバロフスクなどでのオーケストラとの共演など、国内外で精力的に演奏活動を行っています。CDに「シベリウスのヴァイオリン作品集Ⅰ・Ⅱ(ヴァイオリン:佐藤まどか)」など。武蔵野音楽大学ピアノ科特任教授。大阪ザ・フェニックスホールの音楽アドヴァイザー。

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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
後援
国際ピアノデュオ協会、公益財団法人日本ピアノ教育連盟、日本ショパン協会、公益財団法人 日本フィルハーモニー交響楽団
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