至高の響き——名匠ロト&ギュルツェニヒ管、待望の来日!
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
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- オーケストラ
- 弦楽器
- 日時
- 2022年7月2日(土) 19:15
- 開場 / 終演予定
- 18:30 / 21:15
- 日時
- 2022年7月4日(月) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:00 / 21:00
ピックアップ
●子供文化芸術活動支援事業
(劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業)対象公演
(対象:公演当日、小学校1年生~18歳以下。)
本公演は新型コロナウイルス感染症の影響下において、子供たちが文化芸術の鑑賞や体験をする機会が多く失われている状況を鑑み、劇場・音楽堂等で行われる実演芸術の鑑賞・体験等を子供たちに提供する取組を文化庁支援のもとで行われるものです。この度の「フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団」川崎・東京公演では子供無料招待席を設け、広く募集いたします。どうぞこの貴重な機会に、ひとりでも多くの子供たちに本物の舞台にふれて、舞台芸術のすばらしさをご実感いただけますと幸いです。
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 川崎公演 2022年7月2日(土)19:15開演 ミューザ川崎シンフォニーホール Muza Kawasaki Symphony Hall
こちらの応募は終了いたしました。
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 東京公演 2022年7月4日(月)19:00開演 サントリーホール Suntory Hall
こちらの応募は終了いたしました。
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チケット詳細Ticket Information
7/2追加公演 チケット発売情報
- ① 5月28日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン‧アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 5月29日(日) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
7/4公演 チケット発売情報
- ① 4月30日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン‧アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 5月7日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を¥1,000割引でお求めいただけます。
シニア料金 7/2 S席¥14,000 A席¥11,000 7/4 S席¥16,000 A席¥13,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付)
その他プレイガイド
- 神奈川芸術協会 045-453-5080 www.kanagawa-geikyo.com (川崎のみ)
- ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200 muza.pia.jp (川崎のみ)
- サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 suntory.jp/HALL/ (東京のみ)
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 216-780]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 35275]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番 Op.72b
- サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 Op.61(ヴァイオリン:樫本大進)
- シューマン:交響曲第3番 変ホ長調「ライン」 Op.97
- 2022年7月2日(土)19:15 ミューザ川崎シンフォニーホール
- J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006より 第2楽章ルール(ヴァイオリン:樫本大進)
- ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」より序曲(オーケストラ)
- 2022年7月4日(月) 19:00 サントリーホール
- ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」より序曲(オーケストラ)
- J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第2番BWV1004よりサラバント(ソリスト樫本大進)
公演によせてMessage
知る人ぞ知る名門、稀代の耳の持ちぬしと、ついに。
なんと、これが初の日本公演だという。30年前にいちど、ケルン歌劇場のピットオケとして来たことはあった。けれども、コンサート・オーケストラとしてのケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団は、これまでお目見えしたことがない。不思議である。
「ギュルツェニヒ」の名称は、この楽団がかつて本拠とした由緒あるホールの名に由来する。いまでこそ大聖堂横のフィルハーモニーに移っているが、1857年より130年間、ベルリオーズからストラヴィンスキーまで錚々たる面々が登壇したそこで演奏したのだ。
そんな伝統があるから、ここのボス格である「ギュルツェニヒ・カペルマイスター」に就くといったら大変なこと。戦後、ギュンター・ヴァントに始まり、マレク・ヤノフスキや、マルクス・シュテンツといった実力派がつとめた。そして2015年以降、その任にあるのが、フランソワ=グザヴィエ・ロトである。
この楽団らしい人選だと思う。ロトもまた、名曲専科のただのスターではない。現代作品に意欲を燃やし、バロック音楽にも精通、その両方を一晩で指揮することもある。今回の来日でも、一部ピリオド楽器を用いるそうだ。その柔軟性と新規さにおいて、歴代のカペルマイスターをしのいでさえいるだろう。
だが、ロト最大の強みは、筆者のみるところ「耳の良さ」そのものにある。たとえば、ギュルツェニヒ管と演奏したシューマンの交響曲第1番。始まってすぐ、彼はこれまで誰も考えつかなかった所に、ごく小さな間を置いた。なるほど、この間隙の直前と直後は、のちにモチーフA・モチーフBとなって大活躍するではないか! 音楽の奥行きが、これひとつでぐんと広がるのだ。
様式を、作品を、緻密に分析しているだろうに、新鮮な驚きが、頭ではなく肌にじかに襲ってくる。あの蝶がひらひらと舞うような指揮をとおして──。ドイツでは、東のゲヴァントハウス、西のギュルツェニヒというくらいである。そんな名門との出会いに、これ以上ふさわしい機会はない。
舩木篤也(音楽評論)
全国公演日程National performance
プロフィールProfile
フランソワ=グザヴィエ・ロト François-Xavier Roth (指揮 / 音楽総監督, Gürzenich-Kapellmeister / General Music Director)
1971年パリ生まれ。2015年よりケルン市音楽総監督として、ギュルツェニヒ管弦楽団と歌劇場を率いており、17世紀から現代までの幅広い時代の音楽を、想像力と新しい発見に満ちたプログラムで、モダンかつ革新的な演奏にチャレンジし、現在最もエキサイティングな活動を続けている。2003年、レパートリーに応じてその時代の楽器を用いる革新的なオーケストラ、レ・シエクルを創設。2017年からはロンドン交響楽団の首席客演指揮者とフィルハーモニー・ド・パリのアソシエイト・アーティストも務めている。また、ベルリン・フィル、ベルリン・シュターツカペレ、コンセルトヘボウ管、ボストン響、バイエルン放送響、クリーヴランド管、ミュンヘン・フィルなど世界中の著名なオーケストラを指揮している。2017年レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。録音でも幅広い時代や作曲家をカヴァーし、数々の賞に輝いている。2020年にはドイツ・レコード批評家賞名誉賞を受賞。ギュルツェニヒ管弦楽団との共演では、マーラーの交響曲第3番と第5番、シューマンの交響曲第1番と第4番があり、最新の録音として、ジャン=ギアン・ケラスとタベア・ツィンマーマンをソリストに迎えたR.シュトラウス《ドン・キホーテ》が発売された。www.francoisxavierroth.com
樫本大進 Daishin Kashimoto (ヴァイオリン, Violin)
フリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールで優勝。マゼール、小澤征爾、ヤンソンス、P.ヤルヴィなど著名指揮者のもと、国内外のオーケストラと共演。室内楽でも、クレーメル、堤剛などと共演を重ね、現在、兵庫県で「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路」を音楽監督として率いている。主なCDに、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(ワーナー・クラシックス)など。2010年にはベルリン・フィル第1コンサートマスターに正式就任。ソリスト活動と並行し、ヨーロッパ楽壇の最前線で活躍している。 これまで、恵藤久美子、田中直子、ザハール・ブロン、ライナー・クスマウルに師事。使用楽器は、株式会社飛鳥(志村晶代表取締役)から貸与された1744年製デル・ジェス「ド・ベリオ」。
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 Gürzenich Orchestra Köln
1827年に設立のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1827年設立)の起源はケルンの中世の音楽慣習にまでさかのぼり、ブラームス、R.シュトラウス、マーラー、シューマン、ベルリオーズ、ヴェルデ、ワーグナー等の複数の作品が同団にて初演された。これまでフェルディナント・ヒラー、フランツ・ヴュルナー、ギュンター・ヴァント、ドミトリー・キタエンコが音楽監督を、マレク・ヤノフスキ、ジェームズ・コンロン、マルクス・シュテンツが首席指揮者を務めてきた。多数のレパートリーを持ち、各シーズン約50回の公演を実施、またケルン歌劇場のオーケストラとして毎シーズン約160公演を行っている。2015/16シーズンよりフランソワ=グザヴィエ・ロトがカペルマイスター兼音楽総監督を務めている。また、さらにライブストリーム・シリーズGOプラス、ポッドキャスト、デジタル等の発信においても確固たる存在感を示している。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
- 協賛
文化庁 子供文化芸術活動支援事業