Izumi Tateno Birthday Concert2022
彼の音楽を彼が弾く

舘野泉 バースデー・コンサート2022~またひとつ夢を叶える日~

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チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 8月6日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 8月13日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
  3. ③ 8月13日(土) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
     全席指定 ¥5,400
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
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曲目・演目Program

2022年10月7日に逝去された作曲家一柳慧さんへの追悼の思いをこめて、 「左手のためのFANTASIA」をはじめに演奏いたします。(舘野泉)

  • 一柳慧:左手のためのFANTASIA
  • デオダ・ドゥ・セヴラック
    (光永浩一郎編)
    大地の歌~七つの農事詩より
    1.序奏(大地の魂)
    2.耕作
    4.間奏曲(夜のおとぎ話)
    5.雹
    6.刈り入れ時
  • デオダ・ドゥ・セヴラック(光永浩一郎編):大地の歌~七つの農事詩より
    1.序奏(大地の魂)
    2.耕作
    4.間奏曲(夜のおとぎ話)
    5.雹
    6.刈り入れ時
  • 平野一郎:鬼の学校 左手のピアノと弦楽の為の教育的五重奏(委嘱作・初演)
    α:投稿、もしくは始め方
     Ⅰ:基礎科目
      1限)そろえ方
      2限)かぞえ方
      3限)つづり方
    A:運動(と悪戯)
     Ⅱ:教養科目
      4限)ふるまい方
      5限)たしなみ方
      6限)なりすまし方
    B:給食(と転寝
     Ⅲ:実践科目
      7限)ぬすみ方
      8限)ゆすり方
      9限)だしぬき方
    C:掃除(と喧嘩)
     Ⅳ:生存科目
      10限)たたかい方
      11限)にげ方
      12限)かくれ方
    X:放課後の鬼生訓
    ω:下校、もしくは終り方

    共演*
    • ヴァイオリン:ヤンネ舘野 (Janne Tateno, Vn)
    • ヴィオラ:安達真理 (Mari Adachi, Vla)
    • チェロ:矢口里菜子 (Rinako Yaguchi, Vc)
    • コントラバス:長谷川順子 (Junko Hasegawa, Cb)

    *酒呑童子先生の教えを受ける鬼の生徒たち

♪「舘野泉左手の文庫」助成作品

公演によせてMessage

『大地の歌』と『鬼の学校』

南仏の作曲家セヴラックの名を知ったのは19歳の時だったが、ドビュッシーやラヴェルと同時代の彼のことを当時日本で知っている人は殆どいなかった。「セヴラックの音楽はとても素敵な香りがする」とはドビュッシーの言葉だが、作曲者自身は「田舎の音楽家デオダ・ドゥ・セヴラック」と自ら好んで名乗っていたという。東京藝大1年生の時、安川加壽子先生のレッスンにセヴラックの『ラングドック地方にて』を持って行き、「あなた、どうしてセヴラックなんか知っているの!」と驚かれたことが懐かしい。

『大地の歌』の副題にある“七つの農事詩”とは古代ギリシャの詩。全7曲の『大地の歌』には若い作曲者の夢や憧れと優しさが瑞々しく表現されていて素晴らしい。本年のセヴラック生誕150年に合わせてどうしても左手で演奏したく、光永浩一郎に編曲を委嘱したのが一昨年のことだった。夢がひとつ叶えられた。

平野一郎に昨年委嘱した第4作はピアノ・ソロのための『鬼の生活』だった。これは日本とフィンランドの各地でこれまでに5回演奏し、素晴らしい作品だと絶賛を博している。今回はその続編で『鬼の学校』。シューベルトの『鱒』と同じ編成で、ピアノを弾く酒呑童子が若い眷属を集めて、鬼が鬼らしく純粋に生きていくために必要なことを噛んで含んで言い聞かせる趣向。老いた酒呑童子と若い仲間達が繰り広げる音楽を通しての命の会話に耳を傾けて頂きたい。

舘野 泉

全国公演日程National performance

日時
2022/11/5(土)
会場
南相馬市民文化会館(ゆめはっと)
お問い合わせ先

0244-25-2763

日時
2022/11/29(火)
会場
愛知県芸術劇場
お問い合わせ先

テレビ愛知事業部
052-229-6030

日時
2022/12/11(日)
会場
東京文化会館 小ホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ
0570-00-1212

プロフィールProfile

舘野泉 Izumi Tateno (ピアノ, Piano)

クラシック界のレジェンド。今年満86歳を迎える。領域に捉われず、分野にこだわらず、常に新鮮な視点で演奏芸術の可能性を広げ不動の地位を築く。2002年に脳溢血で倒れ右半身不随となるも、しなやかにその運命を受けとめ、「左手のピアニスト」として活動を再開。「舘野泉の左手のために」、10ヶ国の作曲家により100をこえる作品が献呈される。

舘野泉公式HP
izumi-tateno.com/
プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/izumitateno/
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ヤンネ舘野 Janne Tateno (ヴァイオリン, Violin) ※「鬼の学校」

フィンランド・ヘルシンキ生まれ。シルッカ・クーラ、オルガ・パルホメンコ、森悠子の各氏に師事。11年、22年東京文化会館にてリサイタルを行う。ソリストとして15年ヘルシンキにてW.ケンプのヴァイオリンコンチェルトを演奏、またモーツアルトコンチェルト、シベリウスコンチェルトを山形交響楽団と共演。現在ヘルシンキを拠点とするラ・テンペスタ室内管弦楽団のコンサートマスター、音楽監督を努める他、山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、森悠子主宰長岡京室内アンサンブルのメンバーとしても活動する他、バロックヴァイオリン演奏、アルゼンチンタンゴ演奏、コンサートのプロデュースをするなど幅広い活動を展開。

ヤンネ舘野公式HP
jannetateno.com
プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/jannetateno/

「どんな『鬼の学校』に行かされるのか? 期待と不安を感じている生徒のような気分です。これまで平野作品には何度か挑戦しています。父や共演者の皆さんと共に新しい音楽を誕生させることは大きな喜びです。」

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安達真理 Mari Adachi (ヴィオラ, Viola) ※「鬼の学校」

日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者。精力的にヴィオラ・リサイタルを開催するなど、ソリスト、室内楽奏者としても幅広く活動している。録音作品では『Winterreise』『J.S.バッハ 組曲&パルティータ』『MY DEAR』をリリースしている。これまでに、インスブルック交響楽団にて副首席奏者を努め、パーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団にも参加している。

「舘野先生、お誕生日おめでとうございます!お会いする度に、先生のお優しさ、ユーモア、可愛らしさに触れて、幸せな気持ちにさせていただいております。そして、先生から生み出されるパワフルな音楽にいつも圧倒されます。これからもご一緒させていただけるのを楽しみにしております!」

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矢口里菜子 Rinako Yaguchi (チェロ, Cello) ※「鬼の学校」

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学を経て、ドレスデン音楽大学にて研鑽を積む。第10回ビバホールチェロコンクール第1位。第31回霧島国際音楽祭賞。ソリストとしてザクセン州立警察オーケストラなどと共演。現在山形交響楽団首席チェロ奏者。異なる楽団のトッププレイヤーから成る弦楽四重奏団「The 4 Players Tokyo」として、BSテレビ東京「エンター・ザ・ミュージック」に定期的に出演している。

「舘野先生とは昨春、山形で初共演させていただきました。ピアノの音を超えた、壮大な宇宙を見たような感覚は忘れられません。再び共演させていただけることが心から嬉しく、待ち遠しいです。今回の平野一郎氏の『鬼の生活』では、舘野先生の作り出される世界で、若き「鬼」の一匹としてどう生きることになるか、楽しみです。先生、お誕生日おめでとうございます!」

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長谷川順子 Junko Hasegawa (コントラバス, Contrabass) ※「鬼の学校」

相愛大学卒業。同研究科修了。アメリカルーズヴェルト大学シカゴ芸術学院に留学。フィンランドの室内管弦楽団ラ・テンペスタのメンバーとして、2005,2007年オウルンサロ音楽祭、2005年日本ツアーに参加。長岡京室内アンサンブル、関西室内楽協会大阪チェンバーオーケストラ、いずみシンフォニエッタ大阪、神戸市室内管弦楽団、他、オーケストラリベラクラシカ、バッハ・コレギウム・ジャパンに参加。また、古楽から現代音楽、タンゴなど様々な活動を広げている。

「舘野泉さんのピアノの響きは、聴くもの全てをその振動で包み込み、心の中の世界を広げてくれます。お誕生日おめでとうございます。」

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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
後援
フィンランド大使館
協力
舘野泉ファンクラブ
日本セヴラック協会
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