7年ぶりのデュオが切り拓く新たなる世界への飛翔
フォルテピアノとガット弦によるモーツァルト、ベートーヴェン

庄司紗矢香 (ヴァイオリン) & ジャンルカ・カシオーリ (フォルテピアノ) デュオ・リサイタル

ピックアップ

ご来場の皆様へ 新型コロナウイルス感染症予防と安心・安全への取組みについて

チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 9月17日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 9月24日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
  3. ③ 9月24日(土) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
     S席¥7,700 A席¥6,800
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。東京公演はジャパン・アーツぴあコールセンター(0570-00-1212)、横浜公演は神奈川芸術協会(045-453-5080)にて受付けます。
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

12月11日(日) 横浜みなとみらいホール
※出演者の希望により、曲順が下記へ変更となりました。(12/5更新)
  • C.P.E.バッハ:ファンタジア Wq. 80 (H. 536)
  • W.A.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第42番 イ長調 K. 526
* * *
  • W.A.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第34番 変ロ長調 K. 378 (317d)
  • L.v.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op. 24「春」
12月16日(金) サントリーホール
  • W.A.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K. 304 (300c)
  • W.A.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 K. 379 (373a)
* * *
  • C.P.E.バッハ:ファンタジア Wq. 80 (H. 536)
  • L.v.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op. 47「クロイツェル」
  • 2022年12月11日(日) 14:00 横浜みなとみらいホール
    2022年12月16日(金) 19:00 サントリーホール
  • C.P.E.バッハ:ヴァイオリン・ソナタWq.78より 第2楽章 Adagio ma non troppo

関連動画

  • 庄司紗矢香/ジャンルカ・カシオーリ モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 K.379 第2楽章

公演によせてMessage

探求を経て実現する新境地への期待

 庄司紗矢香は進化を止めない。7年ぶりとなるジャンルカ・カシオーリとの日本ツアーで披露するのは、「ガット弦とモーツァルト時代のクラシック弓を使用した」古典派の音楽。カシオーリもフォルテピアノを弾く。

 “For the Music”に徹しながら、細心の彫琢とパッションを併せ持つ訴求力抜群の演奏を聴かせてきた庄司のこと。むろんこれは「古楽の流儀を取り入れてみた」といった安易な挑戦ではなく、「モーツァルト時代の音楽を表情豊かに、いま生まれるものとして伝えること」(庄司)を目指したがゆえの表現手段なのだ。そのベースには約20年前のケルン音大在学中に古楽専門の室内楽教師から学んだ演奏法がある。そして在宅時間が長かったコロナ禍の2年間、C.P.E.バッハやL.モーツァルト等々の文献をじっくりと研究し、同時代の音楽に相応しい演奏スタイルに確信を得た彼女は、まず今年5月にモーツァルトのソナタ集を録音(DGより今秋リリース予定)。次いで今回、初のライヴの実現に至った。

 東京・横浜公演の演目は、録音した3曲を含むモーツァルトのソナタとベートーヴェンの人気作が主体。モーツァルトはチャーミングかつ深みのある名品揃いで聴きどころは多いし、モダン仕様でカシオーリと録音&実演しているベートーヴェンは、本スタイルにおける変化を明瞭に示す演奏となる。庄司が著作に示唆を受けたC.P.E.バッハの作品の挿入も意味深い。また、各公演の1曲目に置かれたK.304とK.378は、モーツァルトの同ジャンルの中でも知られた作品なので導入に最適だし、共に基調が長調でありながら第1楽章の主部が短調で書かれたモーツァルトのK.379と「クロイツェル」をはじめ、陰影が際立つ作品が多く並んでいる点も目を引く。

 庄司は、これまでのカシオーリとの共演で、“全音符がエスプレッシーヴォな(表情豊かな)”音楽を奏でてきた。新境地となる今回のスタイルで、いかなる深化を示すのか? そのステージに熱視線が注がれる。

音楽評論家 柴田克彦


今回のコンサートやレコーディングに至る、庄司による「18世紀の音楽についての考察」を是非お読みください。庄司紗矢香オフィシャルサイト https://sayakashoji.com/

庄司紗矢香

全国公演日程National performance

日時
2022/12/1(木)
会場
青山音楽記念館バロックザール
お問い合わせ先

青山音楽記念館バロックザール
075-393-0011

日時
2022/12/3(土)
会場
北九州市立響ホール
お問い合わせ先

北九州音楽祭事務局
093-663-6567

日時
2022/12/4(日)
会場
札幌コンサートホール Kitara
お問い合わせ先

Kitaraチケットセンター
011-520-1234

日時
2022/12/6(火)
会場
愛知県芸術劇場コンサートホール
お問い合わせ先

クラシック名古屋
052-678-5310

日時
2022/12/8(木)
会場
住友生命いずみホール
お問い合わせ先

いずみホールチケットセンター
06-6944-1188

日時
2022/12/10(土)
会場
三原市芸術文化センター ポポロ
お問い合わせ先

三原市芸術文化センター
0848-81-0886

日時
2022/12/11(日)
会場
横浜みなとみらいホール
お問い合わせ先

神奈川芸術協会
045-453-5080

日時
2022/12/16(金)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ
0570-00-1212

プロフィールProfile

庄司 紗矢香 Sayaka Shoji (ヴァイオリン, Violin)

「絶大なスタミナと何事にもひるまない精神、希有な音楽家」とグラモフォン誌に評された庄司紗矢香は、ユーリ・テミルカーノフ、ズービン・メータ、ジャナンドレア・ノセダ、マリス・ヤンソンス、パーヴォ・ヤルヴィなどの指揮者や、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、NHK交響楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団といった世界を代表するオーケストラと共演を重ねている。最近では、ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団とBBC プロムスデビュー、ブロッサム音楽祭でクリーブランド管弦楽団とのデビュー。ヴィキングル・オラフソンと日本リサイタルツアー、ヴラディーミル・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団との英国ツアー、エサ=ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管との日本ツアー、ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団などと共演。今後は、ジャンルカ・カシオーリとの日本リサイタルツアーや、ダンサーの勅使河原三郎とフィラルモニ・ド・パリでの共演が予定されている。また、サントゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管とイタリアと英国ツアーにも参加する。ジャンルカ・カシオーリとベートーヴェンのピアノとヴァイオリンのソナタ全集を録音しており、2022年秋に新しいアルバムがリリースされる。1999年にパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで最年少および日本人として初めて優勝。2010年芸術選奨新人賞、2016年毎日芸術賞を受賞。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ(Recamier)”である。

もっとみる

ジャンルカ・カシオーリ Gianluca Cascioli (フォルテピアノ, Fortepiano)

1979年イタリアのトリノ生まれ。ピアノをイモラのピアノ・アカデミーでフランコ・スカラ(カルロ・ゼッキの教え子)に師事。94年ルチアーノ・ベリオ、エリオット・カーター、マウリツィオ・ポリーニ、チャールズ・ローゼンが審査員を務めたウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールで優勝。以来ヨーロッパ、北米、日本の主要な音楽都市に演奏の場を広げている。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、カメラータ・ザルツブルグ、シカゴ交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ウィーン交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など著名なオーケストラと共演。またクラウディオ・アバド、ウラディミール・アシュケナージ、チョン・ミョンフン、ワレリー・ゲルギエフ、ダニエル・ハーディング、リッカルド・ムーティ、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、ユーリ・テミルカーノフなど名だたる指揮者との共演は数えきれない。また、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ユーリ・バシュメット、マキシム・ヴェンゲーロフ、フランク・ペーター・ツィマーマン、アルバンベルク弦楽四重奏団、クレメンス・ハーゲン、ザビーネ・マイヤーなどとも共演。カシオーリは、作曲をトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でアレッサンドロ・ルオ・ルイおよびアルベルト・コッラに師事。彼の作品は、いくつかの作曲コンクールで優勝し、重要な会場で演奏されている。

もっとみる

主催・協賛

主催
公益財団法人ジェスク音楽文化振興会 (東京公演) / 神奈川芸術協会 (横浜公演)
マネジメント
ジャパン・アーツ (東京公演)
協力
横浜みなとみらいホール (横浜公演) / ユニバーサル ミュージック
ページ上部へ