現代(いま)を熱く駆けるマエストロが謳い上げる、時代を強靭に生き抜いた作曲家たちの魂
ハンガリー国立フィル創立100周年記念コンサート
小林研一郎 指揮 ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
- オーケストラ
新年の幕開けを告げる“新世界”ほか (千住真理子出演)
- 日時
- 2023年1月16日(月) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
王道の名曲プログラム (仲道郁代出演)
- 日時
- 2023年1月17日(火) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
ピックアップ
●子供文化芸術活動支援事業
(劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業)対象公演
(対象:公演当日、小学校1年生~18歳以下。)
本公演は新型コロナウイルス感染症の影響下において、子供たちが文化芸術の鑑賞や体験をする機会が多く失われている状況を鑑み、劇場・音楽堂等で行われる実演芸術の鑑賞・体験等を子供たちに提供する取組を文化庁支援のもとで行われるものです。この度の「小林研一郎 指揮 ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団」1/16(月)公演では子供無料招待席を設け、広く募集いたします。どうぞこの貴重な機会に、ひとりでも多くの子供たちに本物の舞台にふれて、舞台芸術のすばらしさをご実感いただけますと幸いです。
小林研一郎 指揮 ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
新年の幕開けを告げる“新世界”ほか (千住真理子出演)
2023年1月16日(月) 19:00開演
サントリーホール Suntory Hall
応募期間:2022年11月26日(土)~2022年12月8日(木)
抽選結果:2022年12月12日(月)配信予定
こちらの応募は終了いたしました。
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 9月17日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 9月24日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- ③ 12月15日(木) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席、A席をシニア料金でお求めいただけます。
S席¥13,000 A席¥10,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 226-161]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 35657]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
2023年1月16日(月) 新年の幕開けを告げる“新世界”
- ベートーヴェン:「エグモント」序曲
- ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 (ヴァイオリン:千住真理子)
- ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
2023年1月17日(火) 王道の名曲プログラム
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 (ピアノ:仲道郁代)
- チャイコフスキー:交響曲第5番
- 2023年1月16日(月) サントリーホール
- アメイジング・グレイス(賛美歌/作曲者不詳) ※千住真理子 ソリスト・アンコール
- ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ※オーケストラ
- 2023年1月17日(火) サントリーホール
- シューマン;謝肉祭より「ショパン」 ※仲道郁代 ソリスト・アンコール
- ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ※オーケストラ
公演によせてMessage
ハンガリーに愛されるマエストロ。
ハンガリー国立フィルとの深き絆を熱演で示し、聴き手の心を震わせる
小林研一郎(愛称コバケン)はハンガリーに愛されるマエストロである。いまや町を歩けば人々から「マエストロお元気ですか、昨日の演奏よかったですよ」と声をかけられる。ハンガリーにすっかり溶け込んでいるのである。
「ハンガリー国立フィルは、コンクールで優勝したばかりの僕に指揮を任せてくれた。その熱意に応えなくてはと、ずっと全精力を注いできました。僕は常にアブノーマルな響きをオーケストラから引き出したい。聴衆を別世界へいざなう幻想的な演奏をしたいのです」
こう語る彼の情熱的で真摯でひたむきな演奏姿勢は「炎のマエストロ」と称される。だが、実際の演奏は楽譜の裏側に迫る知的で冷徹で洞察力に富む眼が備わったもの。どんなに激しく強靭な音をオーケストラから導き出そうと、自身はペシミスティック( 厭世的、悲観的) な性格を前面に現し、作品の内奥に肉薄し、作曲家が音符に込めた苦悩や悲劇や慟哭を代弁していく。そこにはこれまで聴いたことのない世界が広がり、聴き手の心を震わせる。
ソリストとして参加する千住真理子は、ストラディヴァリウスの名器「デュランティ」(1716年製)とともにブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏。千住は「デュランティ」を得てから人生を見直し、音楽人生をひたすら深めている。一方、仲道郁代はベートーヴェンをライフワークのひとつとし、今回はピアノ協奏曲第5番「皇帝」で真意に肉薄。とりわけ第2楽章の美しさは格別だ。
いずれの演奏もコバケンはいま生まれたばかりの作品に対峙するような思いを抱き、オーケストラから清新な響きを引き出す。その新風を全身にまとうと聴き手も活力と勇気が与えられ、至福の時を過ごすことができる。さあ、音楽から愛と情熱を受け取りましょう!
伊熊よし子 (音楽評論家)
ソリストたちが語る円熟の巨匠 小林研一郎
82歳となり、今なお精力的な指揮活動を行う日本が世界に誇る指揮者小林研一郎。 今回のハンガリー国立フィルのソリストであり、長年共演を重ねる千住真理子、仲道郁代に「マエストロとの共演の思い」について語ってもらいました。 https://www.japanarts.co.jp/news/p7607/
全国公演日程National performance
共演:☆千住真理子(ヴァイオリン) ★藤田真央(ピアノ) ◎仲道郁代(ピアノ)
プロフィールProfile
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団 (Hungarian National Philharmonic Orchestra)
1923年に創立以来、ブダペスト音楽界の中心的な役割を担ってきたハンガリーを代表するオーケストラ。これまでにフリッチャイ、クレンペラー、ドラティ、フェレンチェク、アンセルメ、メータ、マゼール、バルビローリ、ストコフスキー、アバドなどの指揮者と共演。1987年から10年間、小林研一郎が常任指揮者や音楽監督などを務め、2016年よりジョルト・ハマーが音楽監督に就任。世界各地からの招聘を受け、この15年間に40数カ 国で350 回以上の公演を行っている。
小林研一郎 Ken-ichiro Kobayashi (指揮者, Conductor Laureate)
“炎のコバケン”の愛称で親しまれる日本を代表する指揮者。東京藝術大学作曲科、及び指揮科の両科を卒業。1974年第1回ブタペスト国際指揮者コンクール第一位、及び特別賞を受賞。2002年プラハの春音楽祭では東洋人初のオープニング「わが祖国」を指揮して万雷の拍手を浴びた。これまでにハンガリー国立フィル、チェコ・フィル、アーネム・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フランス国立放送フィル、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、ロンドン・フィル、ハンガリー放送響、N響、読響、日本フィル、都響等の名立たるオーケストラと共演を重ね、数多くのポジションを歴任。ハンガリー政府よりハンガリー国大十字功労勲章(同国で最高位)等、国内では旭日中綬章、文化庁長官表彰、恩賜賞・日本芸術院賞等を受賞。2005年、社会貢献を目的としたオーケストラ「コバケンとその仲間たちオーケストラ」を設立、以来全国にて活動を続けている。CD、DVDはオクタヴィア・レコードより多数リリース。著書に『指揮者のひとりごと』(日本図書協会選定図書)等がある。現在、日本フィル桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィル・名古屋フィル・群響桂冠指揮者、読売日響特別客演指揮者、九響名誉客演指揮者、東京藝術大学・東京音楽大学・リスト音楽院名誉教授、ローム ミュージック ファンデーション評議員等を務める。
- オフィシャル・ホームページ
- http://www.it-japan.co.jp/kobaken/
千住真理子 Mariko Senju (ヴァイオリン, Violin)【1/16出演】
2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題となる。2020年はデビュー45周年を迎え、各地で記念演奏会を行う。2021年7月にアルバム「蛍の光~ピースフル・メロディ」をリリース。2022年9月には最新アルバム「ポエジー」をリリース予定。 コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。著書は「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社、文藝春秋社文春文庫)母との共著「母と娘の協奏曲」(時事通信社)など多数。
- オフィシャル・ホームページ
- https://www.marikosenju.com/
仲道郁代 Ikuyo Nakamichi (ピアノ, Piano)【1/17出演】
第51回日本音楽コンクール第1位、ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞。ピッツバーグ響、バイエルン放送響、フィルハーモニア管、ドイツ・カンマーフィル等、海外のオーケストラと共演多数。CDはレコード・アカデミー賞受賞CDを含む「仲道郁代ベートーヴェン集成~ピアノ・ソナタ&協奏曲全集」「ドビュッシーの見たもの」他。著書に『ピアニストはおもしろい』(春秋社)他。ベートーヴェン没後200周年の2027年に向けて「仲道郁代The Road to2027リサイタル・シリーズ」を展開中。一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。令和3年度文化庁長官表彰、ならびに文化庁芸術祭「大賞」を受賞。
- オフィシャル・ホームページ
- http://www.ikuyo-nakamichi.com
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
- 後援
- 駐日ハンガリー大使館 / リスト・ハンガリー文化センター
文化庁 子供文化芸術活動支援事業 (1/16公演のみ)