5年ぶり、待望のソロ・リサイタル!
若き巨匠の、比類ないロマンと詩情
アレクサンダー・ガヴリリュク ピアノ・リサイタル
- ピアノ
- 日時
- 2023年2月21日(火) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 10月15日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 10月22日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- ③ 2023年1月21日(土) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
S席¥6,300 A席¥5,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 227-898]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 35906]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
【曲目変更のお知らせ】(2023年1月26日現在)
出演者の希望により、下記のとおり演奏曲目を変更とさせていただきます。
何卒、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
<変更後のプログラム>
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 「月光」 Op. 27-2
- シューマン:子供の情景 Op. 15
- リスト:タランテラ S. 162-3 / R. 10c-3
- ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 Op. 27-2
- ショパン:ポロネーズ 第3番 イ長調 「軍隊」 Op. 40-1
- ブラームス:間奏曲 ロ短調 Op. 119-1
- ブラームス:間奏曲 嬰ハ短調 Op. 117-3
- サン=サーンス/リスト:死の舞踏 Op. 40
<当初発表のプログラム>
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 「月光」 Op. 27-2
- ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 Op. 27-2
- ショパン:ポロネーズ 第3番 イ長調 「軍隊」 Op. 40-1
- リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S. 172-3/R. 12-3
- リスト:タランテラ S. 162-3 / R. 10c-3
- ドビュッシー:2つのアラベスク
- ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op. 36 (第2稿)
- ショパン:12の練習曲 作品10 第6番
- ラフマニノフ/コチシュ:ヴォカリーズ
公演によせてMessage
アレクサンダー・ガヴリリュクが4年ぶりに来日する。コンチェルトとしては2019年2月のP.ヤルヴィ指揮N響との共演以来、リサイタルとしては2018年1月の紀尾井ホール以来だから実に5年ぶり。
そもそもガヴリリュクが私たちの前に現れたのは2000年浜松国際ピアノコンクールでの劇的な優勝。当時審査委員長を務めていた故中村紘子さんから「20世紀後半最大の16歳」と絶賛された。その言葉通り、その後のガヴリリュクの快進撃には目を見張らせるものがあった。ルービンシュタイン国際コンクールでの優勝をはじめ、全世界でのリサイタル、著名指揮者やオーケストラとの共演、国際音楽祭への招聘等々。まさに順風満帆。ところが好事魔多し、ガヴリリュクもまたその洗礼を受けた。自身を見い出し、育ててくれた師との別れ、一時は医師が匙を投げたほどの事故からの奇蹟的な生還、そして今、故郷ウクライナの惨禍。とりわけ親族が住んでいるであろう生地の現状にはさぞや心を痛めていることだろう。神はなぜ、類稀な才能を持つ音楽家にかような試練を与え給うのか。しかしながらガヴリリュクは苦難の度に強靭な精神力でそれらを乗り越えて来た。と同時に自らの音楽をさらに高みへと昇華させてきたのである。
今回のリサイタルは、ガヴリリュクがデビュー以来大切にしてきたレパートリーのひとつであり、2022年初からオーストラリア、アメリカ、オランダ、ドイツ、ポーランドなどのツアーでも演奏してきた垂涎のプログラム。それに対しガヴリリュクは深々とした共感を携え、驚異的なテクニック、颯爽たる疾走感、あくまでも透明感を失わない明晰なタッチ、奥行きのある立体的な響き、そして作品の奥に潜む内面の葛藤や心象風景までを俯瞰した独自のピアニズムで私たちを愉しませてくれるに違いない。
円熟味を増したガヴリリュクの、ロマンと詩情溢れるリサイタルを心待ちにしたい。
真嶋雄大 (音楽評論家)
全国公演日程National performance
★ソロ・リサイタル ◎オーケストラ公演
プロフィールProfile
アレクサンダー・ガヴリリュク Alexander Gavrylyuk (ピアノ, Piano)
1984年、ウクライナ生まれ。7歳よりピアノを始め、9歳で初めてオーケストラと共演。1999年ホロヴィッツ記念国際ピアノコンクール、2000年浜松国際ピアノコンクール、2005年ルービンシュタイン国際ピアノコンクールにて優勝。これまでにニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル、チェコ・フィル、イスラエル・フィル、コンセルトヘボウ管、ウィーン響、バーミンガム市響、ハレ管、N響等のオーケストラや、ウラディーミル・アシュケナージ、ヘルベルト・ブロムシュテット、ワレリー・ゲルギエフ、ネーメ・ヤルヴィ、ウラディーミル・ユロフスキ等と共演している。2021-22シーズンの主な活動には、サンディアゴ響、ダラス響、ベルゲン・フィル、アントワープ響へのデビューに加えて、シカゴ響、シドニー響、ネザーランド・フィルとの再共演がある。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
- 後援
- オーストラリア大使館