新時代の旗手が魅せる王道のプログラム
阪田知樹 ピアノ・リサイタル
- ピアノ
- 日時
- 2023年1月27日(金) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 10月8日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 10月15日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- ③ 11月18日(金) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
S席¥4,500 A席¥3,600 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード228-014]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 32484]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- J.S.バッハ/阪田知樹:アダージョ BWV564
- J.S.バッハ/F.ブゾーニ:シャコンヌ BWV1004
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調 Op. 57「熱情」
- ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
- ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op. 58
- ラフマニノフ/阪田知樹:ここは素晴らしい処 Op. 21-7
- アール・ワイルド:ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲 第6曲
公演によせてMessage
阪田知樹の心身の充実が存分に堪能できる選曲は、ピアノファンの心を強烈に引き付けて離さない
阪田知樹は、真のピアノ好きに愛されるピアニストである。演奏には現在の学びから習得するものと共に、古い録音から得た知識や感動が潜み、昔の巨匠たちの演奏に宿る特有の空気が内包されている。
「歴史に名を残すウラディーミル・ソフロニツキーをはじめ、往年の輝かしい演奏を残したピアニストの録音をよく聴きます。“音“だけで勝負できる、その圧倒的な存在感と深々とした表現力に魅了されるのです」
彼はパウル・バドゥラ=スコダから多くのことを学んだが、この恩師も昔の巨匠たちの演奏のすばらしさを伝授してくれた。
「レッスンでは、先生の恩師であるエドウィン・フィッシャーがフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルと共演したライヴ録音などを一緒に聴き、いろんな箇所について話してくれたことが印象に残っています」
そうした教えと自身の探求心から、プログラム構成は時間をかける。今回のショパンは2015年のデビューCDでも取り上げた作品だが、「いま」の解釈を披露する。
「ショパンのピアノ・ソナタ第3番はギリシャ彫刻のよう。しかも多彩な色彩を感じます。色や香りが感じられる作品が好きなんです。第1楽章は青色に輝き、第2楽章は淡い黄色からオレンジを経て金色に変容。第3楽章は黒か紫から黄金色に変わっていくと考えています。私はソナタ・マニアで、いろんな作曲家のソナタにも興味をもっています。ハノーファー音楽大学ではチェンバロのレッスンも受けていますが、J.S.バッハやクープランの作品にも魅了されるようになりました。楽器が作品のすばらしさを教えてくれるのです」
その成果がバッハで開花し、ラヴェルでは香り豊かな演奏が登場。ベートーヴェンでは交響曲(リスト編)の演奏が進行中で、今回は「熱情」でソナタ好きの真価を発揮。阪田知樹の心身の充実が存分に堪能できる選曲は、ピアノファンの心を強烈に引き付けて離さない。
音楽ジャーナリスト 伊熊よし子
プロフィールProfile
阪田知樹 Tomoki Sakata (ピアノ, Piano)
2021年エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第4位入賞。2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位、6つの特別賞。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンジャー国際ピアノオリンピックではベートーヴェンの演奏を評価され、日本人初となる第1位及び聴衆賞。国内はもとより、世界各地20カ国で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。クレムリン音楽祭では、オール・リスト・プログラムによるリサイタルをニコライ・ペトロフ氏が「世界一のリスト」と絶賛。2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品アルバムをリリース。内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、及び同大学を経て、ハノーファー音楽演劇大学にて学士、修士首席修了、現在同大学院ソリスト課程に在籍。世界的ピアニストを輩出し続ける「コモ湖国際ピアノアカデミー」の最年少生徒として認められて以来、イタリアでも研鑽を積む。パウル・バドゥラ=スコダ氏に10年に亘り師事。2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ