2012/11/27

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バイエルン放送交響楽団の来日公演にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のティンパニー奏者が急遽参加!

 ヤンソンス率いるバイエルン放送交響楽団の≪ベートーヴェン・ツィクルス≫がスタートしました。
 滑らかな弦、美しく響く管の音、ヤンソンスのオーケストレーションに興奮冷めやらずの方も多いのではないでしょうか。
 そのオーケストラの中で、交響曲第4番のティンパニー奏者は急遽ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団より駆けつけたゼーガース氏です。歌うようなティンパニーでしたね。

ライナー・ゼーガース Rainer Seegers(ティンパニー / Timpani)

ライナー・ゼーガース

―今回、急遽参加された経緯をお教え下さい。
急病が出たという事で、急遽依頼があり参加する事になりました。
私のオーケストラはちょうど今、スカンジナビア・南欧でツアー中ということもあり、今回参加できることになりました。
―ベルリン・フィルとバイエルンの大きな違いをお教え下さい。例えばオーケストレーションやマエストロ・ヤンソンスの事でも何でもいいです。
 たっくさんあるなぁ…。
 まずヤンソンスさんは私たちとも演奏してますから、それほど大きな差というものは感じませんね。
 オーケストラに関してもそれぞれに大きな特徴がありますから、このオーケストラはこの“色”、これはこの“色”と、区別をつけることはなかなか難しいですね。
―では、その大きな特徴というものをお聞かせ頂けますか。
 彼ら(バイエルン放送交響楽団)は、放送局を持っているだけにマイクで録音すことに慣れている演奏をすること。
―オーケストラの音色などについてはいかがでしょうか??
 早い曲でもゆっくりな曲でもすべておいて私たち(ベルリン・フィル)の方が一つ一つが長いです。それはテンポの問題ではなくて。先ほど答えたように、録音に慣れているオーケストラは一つ一つの音が短いのです。
 また、バイエルン放送交響楽団は箱の中に大切に音が入っているようなイメージですね。ベルリン・フィルは箱の中から音が飛び出るイメージ。それは良いとか、悪いとかではなくてね(笑)
―ありがとうございました!
その後、ご機嫌で写真に応じてくれました。


11月30日、12月1日は完売!!!
ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団
≪ベートーヴェン交響曲全曲演奏会≫

[公演日程]
□11月26日(月) 19:00 第4番&第3番「英雄」※公演終了
□11月27日(火) 19:00 第1番&第2番&第5番「運命」
□11月30日(金) 19:00 第6番「田園」&第7番 【全席売切】
□12月1日(土) 19:00 第8番&第9番「合唱付」 【全席売切】
□12月2日(日) 15:00 横浜みなとみらいホール 第2番&第9番「合唱付」
⇒ 公演の詳細はこちらから

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