2012/12/4

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ツィメルマン、東京オペラシティ公演に向けて

クリスチャン・ツィメルマン

 今回の演奏会のプログラムは前半がドビュッシーの作品から、後半はポーランド人シマノフスキ(1882~1937)16歳の時の作品と、ショパンのピアノ・ソナタ第3番です。

 ドビュッシーは、美しく染め上げられた色とりどりの絹糸で刺繍がされていくかのごとき、繊細で色彩的な音楽。まさに印象派の絵画を音で描いたごとき美しさを堪能できます!
 後半のシマノフスキの前奏曲は、作曲家16歳の時の若者らしい情感が溢れる作品。
 ショパンのピアノ・ソナタは、ツィメルマンが1975年ショパン・コンクールの第3次審査で演奏した曲で、19歳だったツィメルマンの演奏は会場であったワルシャワ・フィルハーモニーホールの満員の聴衆を熱狂させました。

 あれから37年、決して平坦ではない人生を歩んできたツィメルマンですが、どんな状況の中でも常に音楽とともにその時その時を過ごしてきました。
 先日56歳となったアーティストが、演奏を通して今何を伝えてくれるのか、期待が高まります。

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クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
2012年12月11日(火) 19時開演 東京オペラシティ コンサートホール
詳しい公演情報はこちらから

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