2017/4/28
ニュース
【ウィーン少年合唱団2017年】記者会見レポート2
4月27日都内で開催されました、「ウィーン少年合唱団2017日本公演」記者会見の様子をご報告いたします。出席者は、ウィーン少年合唱団団員 25名、ウィーン少年合唱団団長・芸術監督ゲラルト・ヴィルト氏、モーツァルト組カペルマイスタールイス・ディ・ゴドイ氏、駐日オーストリア大使 フーベルト・ハイッス氏、日本公演に特別協賛いただくキヤノンマーケティングジャパン株式会社取締役 常務執行役員 松阪喜幸氏、招聘元の株式会社ジャパン・アーツ取締役社長 二瓶純一氏でした。会見でのお話しをレポートさせていただきます。
駐日オーストリア大使 フーベルト・ハイッス氏
年間300もの世界の公演では、のべ50万人の観客に、熱い歓迎を受けています。中でも、日本公演は、演奏活動のハイライトに当たります。日本の皆さんに、素敵な音楽を楽しんでいただけることを願ってごあいさつとさせていただきます。
ウィーン少年合唱団団長・芸術監督ゲラルト・ヴィルト氏
今日騒々しい世の中ですが、この世は繋がりということ、芸術の分野で結びつけること、オーストリアと日本の架け橋になること、それが私たちの使命だと感じています。
プログラムについてですが、今回、日本で初披露する演目をいくつかご用意しております。オーストリアやドイツ語圏の中から、中世に作曲されたポエムのようなものも含まれています。
カルミナ・アウストリアカは、日本初演で、その中から抜粋したものを披露いたします。
老若男女、どなたでも楽しんいただけるプログラムとなっております。中には、団員が楽器を弾いたり踊ったり色んなアイテムをご用意しておりますのでお楽しみいただけたらと思います。
ウィーン少年合唱団モーツァルト組カペルマイスター/指揮者 ルイス・ディ・ゴドイ氏
この公演で、団員たちのうち7名が退団し、ギムナジムという高等学校へ進ことになっています、またの別の7名は、初めての海外公演ということで、それぞれの思いを新たにこの公演に臨んでいます。
少年合唱団の音色は長く続くものではありません、だからこそ、この集中的な期間に音楽をもたらすことができるのは、喜びと楽しみであります。
Q:団員の皆さんに、一番聴いて欲しい曲を教えてください。
タルン 14歳 セルビア民謡ニシュカ・バニャ
デニス 10歳 ビューティフル・ネーム
Q:モーツァルト組のチームカラーや外国の曲の勉強について
Aプログラムは、ルネッサンスから現代ものまでオーストリアのもの中心に、Bプログラムは、世界からの歌声を楽しんでいただこうと構成いたしました。また、民謡は心に響く要素を持っているので、両プログラムを通じオーストリア民謡を取り入れました。
様々な国籍の団員たちがいるので、歌詞などは、お互いに協力しあって理解を深めています。
Q:寮生活の様子
マヌエル 12歳 皆と一緒にスポーツをすることが楽しいです、先輩に教わったり、サッカーや水泳をやります。
フェリックス 13歳 自宅で寝ているより面白いです。寮には常に50人もの仲間がいていつも刺激的だから楽しい。それがカッコイイと思っています。
ヴァーズィ 13歳 いつでも友達がそばにいるので話し合う事ができます。わくわくして退屈することはなく楽しいです
スピーチや質疑応答の後に、歌の披露がありました。
最後のフォトセッションでは、「1、2、ウィーン」と皆で笑顔を作ってくれました。
文:梶谷 有里
写真:青柳 聡
「美しく青きドナウ」「ビューティフル・ネーム」Q&A
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日本中を感動に包む、心を癒す天使の歌声!
ウィーン少年合唱団
2017/5/3(水・祝) 14:00 東京芸術劇場 コンサートホール 【Aプログラム】
2017/5/4(木・祝) 14:00 東京オペラシティ コンサートホール 【Bプログラム】
2017/6/7(水) 19:00 文京シビックホール 大ホール 【Aプログラム】
2017/6/16(金) 13:30 東京オペラシティ コンサートホール 【Bプログラム】
2017/6/17(土) 14:00 東京オペラシティ コンサートホール 【Aプログラム】
2017/6/18(日) 14:00 東京オペラシティ コンサートホール 【Bプログラム】
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