2017/6/1
ニュース
ボリショイ・バレエ2017来日記者会見レポート
2017年6月1日(木)ロシア大使館にてボリショイ・バレエ2017来日記者会見が行われました。
登壇者のコメント、質疑応答の様子をレポートさせていただきます。
ボリショイ劇場 副総裁ドミトリー・キヤネンコの挨拶です。
「ロシアンシーズンプログラムのオープニングとボリショイ・バレエ60周年の記念すべき年で大きな責任を感じる!230人以上のメンバーで来日しました。8つのコンテナで日本にやってきました!」
続いて、ボリショイ・バレエ監督 マハール・ワジーエフ
そして、ダンサーの挨拶です。
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ
イーゴリ・ツヴィルコ
期待の新人アリョーナ・コワリョーワ
続いて記者からの質疑応答です。
―「パリの炎」を選択をした理由は?
ワジーエフ「ラトマンスキーが作り上げた本当に素晴らしい演目であること。パリの炎は絶対に皆さん気にいると思います。せないと思います。構造的には古典的でとても見やすいと思います。オブラスツォーワに是非パりの炎をツヴィルコと一緒にと言ったら彼女はとても喜びました。」
―コワリョーワさんについて、どんなダンサーですか?
ワジーエフ「良いダンサーです。彼女はワガノワ・アカデミーを卒業しています。彼女はペテルブルクから来てオーディションで私の前で踊りました。まだ褒めるのは早いと思いますが「ジュエルズ」を19日間で仕上げてきました。まだ早いと思っていましたが、リハーサルに入ってどんどん吸収していき、どんどん成長していきました。ミルタ役、ぜひみなさんご覧ください。そして、9月16日モスクワに来てください!彼女は白鳥の湖をモスクワで踊ります(笑)!」
―オブラスツォーワさんへ、ワガノワを卒業後マリインスキーに入団。その後ボリショイ・バレエに入団されて現在に至ります。今、ボリショイ劇場で踊る気持ちを教えてください。
「9年間マリインスキー・バレエにいました。今の私があるのはマリインスキーの9年間があるからです。(ワジーエフ“なにもかもすばらしかったよ!”)それからしばらくして海外の様々なバレエ団と踊る事ができました。それは私にとって一つの目標でありました。マリインスキーからボリショイに移る事を決断したのはとてもシリアスな出来事でしたが、悔いた事はありません。後にワジーエフがボリショイ・バレエの監督として戻って来たことがとても嬉しかったです。」
質疑応答後、フォトセッションが行われ記者会見は終了いたしました。
ボリショイ・バレエ、初来日から60周年の初日は2日の広島「ジゼル」で幕を開けます!
ぜひ、皆さま劇場に足をお運びください。
ボリショイ・バレエ2017来日記者会見映像
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初来日から60年、バレエの殿堂が魅せる輝きと進化。
ボリショイ・バレエ6月4日(日)13:00「ジゼル」オブラスツォーワ/ツヴィルコ
6月4日(日)19:00「ジゼル」ザハーロワ/ロヂキン
6月5日(月)19:00「ジゼル」クリサノワ/ラントラートフ
6月7日(水)18:30「白鳥の湖」スミルノワ/チュージン
6月8日(木)13:00「白鳥の湖」ステパノワ/オフチャレンコ
6月8日(木)19:00「白鳥の湖」ザハーロワ/ロヂキン
6月11日(日)18:00「白鳥の湖」ステパノワ/オフチャレンコ
6月12日(月)18:30「白鳥の湖」スミルノワ/チュージン
6月14日(水)19:00「パリの炎」クリサノワ/ラントラートフ
6月15日(木)19:00「パリの炎」クレトワ/ワシーリエフ
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