2018/11/30
ニュース
マリインスキー・バレエ 『ドン・キホーテ』(11月29日) の主役レナータ・シャキロワとティムール・アスケロフにインタビュー
2018年11月29日(木)マリインスキー・バレエ日本公演は、レナータ・シャキロワとティムール・アスケロフによる「ドン・キホーテ」。終演後、興奮冷めやらぬお2人にお話を伺いました。
「(涙を浮かべて)今の私がどんなに幸せか。言葉にすることは出来ません! 」
お客さまも幸せでした!
「アーティストにとって、お客さまの気持ちはとても大切なものなのです。舞台に一歩踏み出した瞬間、お客さんの大きな期待感が伝わってきました。とても嬉しい感覚で、心をこめて精いっぱい踊ろうと思ったのです。」
片手をあげたまま高いリフトをされるところ、とても美しいシルエットでしたが「うまく持ち上げられる」コツはあるのでしょうか?
「素晴らしいパートナーのおかげです。ティムール・アスケロフとは昨日のリハと今日の本番で完璧な信頼関係ができました。こういうことはラッキーとしか言いようがありません。」
グラン・フェッテではトリプルもたくさん入れて回っていました。
「入れてみました(笑)。次はもっとよく回りますよ! もっともっとよくします!」
マリインスキー・バレエはオケも素晴らしいですが、今日の演技にオケは味方してくれましたか
「はい。とても。オーケストラありがとう(笑)!!」
(このあとすぐに新幹線で移動のため、ドレスルームに戻ったシャキロワ。ずっと涙を浮かべて感動を語ってくれました。)
シャキロワは12月5日(水)の『ドン・キホーテ』キトリ役で再び登場します!12月2日(日)の『マリインスキーのすべて』にも出演。ぜひご注目ください!
パワフルで魅力的なバジルを踊られました。こういうあなたも魅力的ですね。
「(笑顔で)僕はこのツアーをずっと楽しみにしていたんです。日本のお客様に僕のバジルを見ていただきたくて…。3年前に日本に来て、再びこの地で踊れることを毎日夢見ていました。バジルを日本で踊ることが出来て本当に幸福です。僕自身、今日の演技にはとても満足しています」
さきほどファテーエフ監督が、お二人を祝福していました。厳しい監督も大満足だったのではないでしょうか。ところでバジルは相手役のサポートもとても難しい役ですが、今日は息ぴったりでしたね。
「私は本当に幸運でした。レナータ(・シャキロワ)はキトリを踊るために生まれてきたようなダンサーなんです。一回のリハ―サルだけでこれだけ素晴らしい演技が出来るのは、まさにラッキーとしか言いようがない」
ということは、昨日のゲネプロが初めての合わせだったのですか?
「(笑って)そうなんです。彼女と『ドン・キホーテ」を踊るのはこの日本公演が初めてなんです」
素晴らしい! ツアー後半では『白鳥の湖』のジークフリートも踊られます。
「その前にガラで『パキータ』を踊りますので、頭の中はそのことでいっぱいです。今回のガラは本当に特別なプログラムで、ダンサーたちも楽しみにしています」
ガラも楽しみにしています!
ティムール・アスケロフは、12月2日(水)のガラ「マリインスキーのすべて」、12月7日(金)の白鳥の湖に王子役で出演します!お楽しみに!
小田島久恵(音楽ライター)
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美しく、輝かしい感動がよみがえる・・・
マリインスキー・バレエ
12.2 [日] 18:00 「マリインスキーのすべて」
12.3 [月] 18:30 「マリインスキーのすべて」
12.5 [水] 18:30 「ドン・キホーテ」レナータ・シャキロワ/フィリップ・スチョーピン
12.6 [木] 18:30 「白鳥の湖」ヴィクトリア・テリョーシキナ/ウラジーミル・シクリャローフ
12.7 [金] 18:30 「白鳥の湖」エカテリーナ・コンダウーロワ/ティムール・アスケロフ
12.8 [土] 12:00 「白鳥の湖」ナデージダ・バトーエワ/キミン・キム
12.8 [土] 18:00 「白鳥の湖」エカテリーナ・オスモールキナ/ザンダー・パリッシュ
12.9 [日] 14:00 「白鳥の湖」ヴィクトリア・テリョーシキナ/ウラジーミル・シクリャローフ
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