2013/6/19
ニュース
【トリノ王立歌劇場 出演者変更のお知らせ】(6月19日現在)
《トスカ》(12月5日、12月8日)に出演予定のバルバラ・フリットリは、芸術的な理由でトスカ役から降板することになりました。フリットリは今後、トスカ役を含む、予定されていたスピント・ソプラノ(太く強靭な声を要する)役のすべてへの出演を取止める決断を下しました。尚、「特別コンサート/ヴェルディ:レクイエム」(11月30日)、「都民劇場主催公演/ロッシーニ:スターバト・マーテル」(12月6日)には予定通り出演いたします。
フリットリに代わりまして、トスカ役はパトリシア・ラセットが出演いたします。
尚、出演者変更に伴う払い戻しおよび他公演への振替はございません。
何卒ご理解賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
主催者一同
【トスカ役(12月5日、12月8日)】
パトリシア・ラセット Patricia Racette
現代最高のオペラ歌手の一人。パトリシア・ラセットはメトロポリタン・オペラ(MET)、ロサンゼルス・オペラ、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、パリ・オペラ座、バイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、サイトウキネンフィスティヴァルなど世界一流の歌劇場や音楽祭で活躍を続けている。特にプッチーニとヤナーチェク作品の諸役を得意とし、『蝶々夫人』、『トスカ』、『イェヌーファ』、『カーチャ・カバノヴァ』の題名役では高い評価を得ている。METで出演した、『蝶々夫人』と『ピーター・グライムス』はライブ・ビューイングで世界中に配信され、DVD化されている。特に『蝶々夫人』はライブ・ビューイング史上最も成功した作品の一つに数えられている。
今後はMETでの『トスカ』『アンドレア・シェニエ』、『カルメル会修道女たちの会話』、シカゴ、サンフランシスコ、バルセロナでの『蝶々夫人』などが予定されている。
Teatro Regio Torino regrets to announce to Japanese audiences that Mrs. Barbara Frittoli decided to
withdraw the role of Tosca from her repertory, and therefore to renounce to the perfonnances
scheduled within Teatro Regio Torino Japan tour on December 5th and December 8th 2013. Mrs.
Patricia Racette, a world’s leading star soprano, will be singing in Mrs. Frittoli’s piace.
Mrs. Barbara Frittoli confirmed on the other hand that she will perform the two concerts scheduled
on November 30th at Suntory Hall and on December 6th at Bunka Kaikan.
<トリノ王立歌劇場からの公式コメント>(日本語訳)
トリノ王立歌劇場より日本の観客の皆様にお知らせいたします。
バルバラ・フリットリは今後《トスカ》役をレパートリーから外すという決断を行い、その結果として2013年12月5日及び12月8日に予定されておりました、トリノ王立歌劇場日本ツアーにおける《トスカ》公演への参加を断念することとなりました。世界的なソプラノのスターであるパトリシア・ラセットが代役として出演いたします。
なお、バルバラ・フリットリは、11月30日(サントリー・ホール)及び12月6日(東京文化会館)にて行われますコンサートには出演すると確認しております。
トリノ王立歌劇場
総裁:ヴァルター・ヴェルニャーノ
音楽監督:ジャナンドレア・ノセダ
≪トリノ王立歌劇場 2013年日本公演≫
https://www.japanarts.co.jp/torino_2013/index.html
[公演日程] 会場:東京文化会館
《仮面舞踏会》
□12月1日(日) 15:00
□12月4日(水) 18:30
□12月7日(土) 15:00
《トスカ》
□11月29日(金) 18:30
□12月2日(月) 15:00
□12月5日(木) 18:30
□12月8日(日) 15:00
《特別コンサート:ヴェルディ“レクイエム”》
□11月30日(土) 14:00 サントリーホール
[問]ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
《都民劇場主催公演/ロッシーニ:スターバト・マーテル》
□12月6(金) 19:00 東京文化会館 [問]都民劇場 03-3572-4311