2020/2/3
ニュース
指揮者 鈴木優人「第18回 齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞!
指揮者の鈴木優人が、第18回 齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞いたしました。
鈴木優人「受賞の言葉」
この度は、名誉ある「齋藤秀雄メモリアル基金賞」の受賞者に選出して頂き、心から感謝申し上げます。
齋藤秀雄先生は私が生まれる七年前に他界されましたので、お目にかかることはできませんでしたが、世界的な名著である『指揮法教程』や講義録から指揮を学び、そして直接教えを受けた方々から多くのお話を伺いました。厳しくも愛情深い教育精神をお持ちだったからこそ、この賞がいまあるのだと思います。身が引き締まるとともに、何か先生の門に入れて頂けたような嬉しい気持ちです。
しかしながら、指揮者という存在が今後も不変であり続けるのか、それは誰にもわかりません。現にバッハの時代における指揮者の役割はまったく違うものでした。数十年後に振り返ったときが楽しみです。
この権威ある賞によって大きな後押しを頂きました。より一層研鑽を積み、よい仕事をしていきたいと思います。
永久選考委員を務める小澤 征爾(指揮者)からは、「鈴木優人さんの活動の幅広さに大きな可能性を感じました。指揮のことでアドバイス出来ることは、いつも素晴らしい音楽家と仕事をすること、それから、じっくり腰を据えてオーケストラと生きた音楽の生活をすること、つまり、音楽監督の仕事をやることです。今後のご活躍を期待しております。」と贈賞にあたってのコメントをいただきました。
鈴木の今後の活動にも、ご注目頂きますようお願い申し上げます。
◆齋藤秀雄メモリアル基金賞は、下記をご参照下さい。
⇒ http://www.smf.or.jp/saitohideo/
◆鈴木優人のプロフィールは下記をご参照ください。
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/MasatoSUZUKI