2021/12/27
ニュース
【連載】漆原啓子 2021年、デビュー40周年記念に向けて
2021年にデビュー40周年を迎えたヴァイオリニストの漆原啓子。
(2021年~2022度でメモリアルコンサートを実施)
メモリアルイヤーの自身の日常生活、演奏活動についての執筆連載中!
こんにちは漆原啓子です。
2021年はデビューからなんと40周年!記念の年に向かって準備を開始しました。
これを機に日常の事から演奏活動のエピソードなど、このページを少しずつ更新していきますので、どうぞよろしくお願い致します。(2020.10.12)
第11回 2022年3月11日
第10回 2021年12月27日
第9回 2021年12月10日
第8回 2021年10月15日
第7回 2021年8月6日
第6回 2021年8月3日
第5回 2021年6月14日
第4回 2021年3月12日
第3回 2020年11月5日
第2回 2020年10月14日
第1回 2020年10月12日
第11回 2022年3月11日
皆様こんにちは。漆原啓子です。
いよいよ今度の日曜日14:00~東京文化会館小ホールにて
デビュー40周年リサイタル開催です。
当日券もありますので、是非皆様ご来場ください。
秋場さんとの演奏を、少しだけ!
この40年の間、節目節目で演奏してきた曲目を感謝を込めて演奏し、
今回は新たな挑戦として「ババジャニアン ヴァイオリンソナタ」を演奏します。
アルメニアの作曲家ババジャニアンは、演奏される機会が少ない曲ではありますが、
「鬼気迫る緊迫感!」「サスペンス映画のような強烈さ」が聴きどころですので、是非皆様ご堪能ください。
≪公演情報≫
漆原啓子デビュー40周年記念
漆原啓子&秋場敬浩 デュオ・リサイタル
2022年3月13日(日) 14:00 東京文化会館 小ホール
https://www.japanarts.co.jp/concert/p938/
第10回 2021年12月27日
この写真はヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールにエントリーした際の40年前の私です?
この貴重な写真は、コンクール事務局の方が送ってくださいました。
私がコンクールで優勝したのは第8回。18歳でまだ高校生でした。
まだ若かったので、あれよあれよと優勝しましたが、このコンクールが私のバイオリニストとしての出発点でした。
今年の開催のはずが、コロナの為に来年になってしまいましたが、沢山の方に挑戦して頂きたいです。
さて、このコンクールから40年。
2022年3月13日のデビュー40周年公演には是非ご来場ください。
シュニトケ、プロコフィエフ、チャイコフスキー 、ババジャニアンという「ロシア・ソヴィエト傑作選」をお贈り致します。
デビュー当時に演奏した思い出の曲 から、新たな世界までー。
40周年の軌跡と新しい境地を、是非皆様にお聴き頂けると幸いです。
今年も残すところ、あとわずかとなってきました。
音楽に溢れた健康で明るい年となりますように、心から願っています。
また来年も、どうぞ宜しくお願いいたします。
漆原啓子
【第16回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール参加者募集】
?公式サイト:competition.wieniawski.com
≪公演情報≫
漆原啓子デビュー40周年記念
漆原啓子&秋場敬浩 デュオ・リサイタル
2022年3月13日(日) 14:00 東京文化会館 小ホール
https://www.japanarts.co.jp/concert/p938/
第9回 2021年12月10日
皆様こんにちは!
あっという間に12月となりました。
年に1回、豊嶋泰嗣君率いる「チェンバー ・ソロイスツ・佐世保」のリハーサルが7日より始まりました。
今回のプログラムは3曲共初めてなので、本番もとても楽しみです。
(https://www.arkas.or.jp/?a10=a10_43692)
A.ヴィヴァルディ:協奏曲 イ長調「ペル・エコー・イン・ロンターノ」RV552を演奏中。
今回のソリスト3人でパチリ!!
漆原啓子
≪公演情報≫
漆原啓子デビュー40周年記念
漆原啓子&秋場敬浩 デュオ・リサイタル
2022年3月13日(日) 14:00 東京文化会館 小ホール
https://www.japanarts.co.jp/concert/p938/
第8回 2021年10月15日
昨日は、たぶん15年以上ぶり位に、プロフィール用の写真を撮って頂きました。
↑ こんなポーズははじめてです!
カメラマンの谷口大輔さんは、ご近所さんからのご紹介で、ご縁って本当に大切だなぁ、と思いました。 今回は、谷口さんが、メークさんとスタイリストさんも頼んで下さり、普段撮らないカジュアルな服でも撮影しました。
↑ なかなか面白い?
自分だったら絶対に買わないようなコーディネートの服で、自分じゃないみたいで楽しかったです。どういう仕上がりになるか楽しみです☺️
第7回 2021年8月6日
宮崎国際音楽祭のエクスペリメンタルコンサートの為、宮崎にやって来ました。
いつも、音楽祭は5月だったので、この時期に来るのは初めてです‼️
先日は、エクスペリメンタルコンサート。
毎年恒例で、テーマを絞って行われますが、今年は、ピアソラ、そして、ピアソラに関わる他の作曲家の曲もありました。
バンドネオンの三浦一馬さん、ピアノの高橋優介さんは、ピアソラのいろいろな曲を、私は、ヒナステラのパンペアーナ第1番を、野平一郎先生と、そして、コープランドの弦楽四重奏のための2つの小品を、川田知子さん、篠崎友美さん、古川展生さんと弾かせて頂きました。
川田知子さんと共に
ヒナステラは、いい曲でしたが、いつもとは違う難しい所が沢山あって、自分の不器用さに毎日、唖然としていましたけど、本番は楽しんで弾けたので、良かったです?
バンドネオンのことも、トークで三浦さんが説明していらしたので、ちょっとわかりました。それにしても、難しそう‼️
最後に、ピアソラの「ブエノスアイレスの冬」そして、「アレグロ・タンガービレ」を、みんなで演奏させて頂きました。タンゴは、あまり弾いた事はないけれど、とっても楽しかったです?
↑なぜ、これが出来ないのか?第一弾
↑第二弾。そして、これも苦労しました。不器用な私…
(漆原啓子でも苦労する曲があるなんて!担当マネージャー)
先日、空港でお腹がすいたので、お蕎麦屋さんに入ったら、ヘベス蕎麦なるものを発見‼️
ヘベスにはまってたので、思わず注文しちゃいました。ヘベスは、カボスのようですが、もっと皮が薄くて絞りやすいです。そんなに酸っぱくなく美味しいです? うちでは、レモンスカッシュならぬ、ヘベススカッシュにして、楽しんでいます!
宮崎国際音楽祭は、まだ続いています。
次のレポートをお楽しみに!
漆原啓子
第6回 2021年8月3日
山形交響楽団公演 飯森範親さん指揮
思い出のモーツァルト ヴァイオリン協奏曲
7月25日飯森範親さん指揮、山形交響楽団とモーツァルトの3番のコンチェルトを弾かせて頂きました。
飯森さんとは学校は違いましたけど同期で、久しぶりに共演出来て嬉しかったです。一緒にモーツァルトのサウンドを作れて、また、私が最大限弾きやすいようにサポートして下さり、本当に感謝しています✨
ホルンもナチュラルホルンで、暖かい響きで支えて下さいました。
(後半のベートーヴェンの7番のトランペットも、ナチュラルトランペットだったんですって‼️)
実は、このモーツァルトの3番は、小学校4年生(だったと思う?)の時に、大阪ユースオーケストラと人生初めてオーケストラと共演した曲で、思い出深い曲です。そんな事を思い出しながら、感慨深い気持ちで演奏させて頂きました?
帰りは山形のパワースポット「丸池様」に連れて行って頂きました。エメラルドグリーンの池はなんとも神秘的!
(写真よりも、もっともっと神秘的な場所)
そのあとは、まだ一週間前に来たばかり、という子羊ちゃん達に会いに行きました。顔が真っ黒な羊は、日本で初めて見ました。
思い出の曲で、マエストロと山形交響楽団の皆様と充実した1日でした。ありがとうございました。
第5回 2021年6月14日
こんにちは漆原啓子です。
先日、企業のブランドCMに演奏出演しました。
CMは下記のサイトよりご覧いただけます。
https://www.ubs-sumitrust-wa.com
今回のブランドCMの撮影では、綺麗にメイクをしていただき、ちょっと「女優」の気持ちになりました!
ここで弾いた曲は、CMの為に作られたオリジナルの新曲で、舞台の上では30回くらい弾いたかな?
長い時間をかけての撮影となりましたが、素晴らしい録音とカッコイイ映像の仕上がりに感激しました。スタッフの皆様にも感謝です。
撮影の際はビップ待遇をしていただき、女優体験!思い出深い1日となりました。
第4回 2021年3月12日
こんにちは!漆原啓子です。
皆様お元気ですか?今年度もあと残り僅かとなりました。
今日は、毎年講師として参加している 静岡音楽館AOI「ピアニストのためのアンサンブル講座』のお話です。
野平一郎先生の「ピアニストのためのアンサンブル講座」は、約半年に渡り全4回で行われる講座で今年度で第15回目。私は、ほぼ毎年参加しています。
2月には今年度受講生の終了コンサートが、無事開催されました。
コロナ禍でも受講生のみんな、それぞれ、沢山成長してくれたと思います。
今年はチェロとのデュオの回。ヴァイオリンとのデュオの回。そして2回に渡りピアノトリオの回があり、それぞれの受講生がみんな違う曲なので、一緒に弾く我々も、準備が大変。
写真提供:静岡音楽館AOI
今年はコロナ禍での開催で、アクリル板を使ってしっかり対策されました!
(あ、チェロは、向山佳絵子さんです。マスクしてるから、ちょっと、判りづらいですね )
慣れなかったマスク着用での演奏にも少し慣れてきましたが、アクリル板越しの演奏は、お互いの音が聴こえにくく、はじめは戸惑いました。しかし!ピアノの野平一郎先生、チェロ向山佳絵子さんとは長年のお付き合い。
私にとっては、もう家族のようなので、ここは阿吽の呼吸!
今年は無観客での開催でしたが、受講生も本当に頑張ったと思います。ここまで準備して頂いたスタッフの皆様にも心から感謝です!来年度も開催です。音楽を学ぶみんな、頑張っていきましょう。
ピアニストの為のアンサンブル講座
https://www.aoi.shizuoka-city.or.jp/program/piano.html
第3回 2020年11月5日
11月1日、なんと、ベートーヴェン生誕250年の影に隠れた(笑)、ドホナーニ没後60年、ということで、ドホナーニの作品ばかりのコンサートがありました。
4つの作品が作品1から、10、21、33と、多岐に渡る作品に取り組めて、ちょっと、ドホナーニ通になったような気分。
リハーサルでは、ホールの下のイタリアンレストランからピザをお持ち帰りして、美味しく頂き鋭気を養いました。
場所は、プリモ音楽工房という所。カルテットは、ここで、年に一回くらい行っている、プリモカルテット。 上里はな子さん(ヴァイオリン)、臼木麻弥さん(ヴィオラ)、プリモ音楽工房の館長さんの、大島純さん(チェロ)、松本和将さん(ピアノ)です。
さて、気分を入れ替え、11月8日に開催「自由が丘音楽祭」バルトークのソロソナタとコントラスツ。11月9日王子ホールで開催、野平先生と向山佳絵子さんとの「ベートーヴェンピアノ三重奏曲全曲演奏会」に向けて、今日もまた頑張ります。
【豆知識】
ドホナーニ 1877-1960
ピアニスト、作曲家、指揮者、教師。ハンガリー(現スロバキアのブラチスラヴァ)に生まれ、早くから音楽の才能を発揮した。1894年にブダペスト音楽院に入学し、ピアノと作曲を学び、ベラ・バルトークの同級生として活躍。19~44年にはブダペスト・フィルハーモニー協会主席指揮者も務め、ハンガリーの音楽界に大きな功績を残した。
第2回 2020年10月14日
無事Hakuju Hallにて本番を迎える事が出来ました。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
第1回 2020年10月12日
本日は室内楽「ひばり弦楽四重奏団」のリハーサル。
本当ならば4月に行う予定だった「ひばり弦楽四重奏団」のコンサートが白寿ホールで行われます。昨日は最後の調整を、素敵な「赤坂ストラドホール」でさせて頂きました。ベーゼンドルファーのピアノにはクリムトの絵が!
弦楽カルテットなのでピアノは使いませんが、見ているだけでも素敵な気持ちになります。本番が楽しみです。
ひばり弦楽四重奏団のメンバー、私と、漆原朝子さん、大島亮さん、辻本玲さんと共に渾身のリハーサル中。
<ひばり弦楽四重奏団>
漆原啓子が中心となって、漆原朝子、大島亮、辻本玲という日本を代表する弦の名手が集まって2018年設立された弦楽四重奏団。
⇒ 漆原啓子のアーティストページはこちらから
https://www.japanarts.co.jp/artist/keikourushihara/