2020/11/2
CSR
東日本大震災復興支援チャリティコンサート クラシックエイドVol.10
2020年8月31日(月) 於:東京オペラシティコンサートホール
東日本大震災の継続的な復興支援のため、ジャパン・アーツでは「クラシック・エイド」として、毎年チャリティコンサートを開催し、関係機関に寄付を行なっております。
第10回目の今年は3月に予定されていましたところ、新型コロナウィルス感染症の影響で延期を余儀なくされたため、ソーシャルディスタンスを保った座席配置をはじめとした感染予防策を講じた上で、改めて8月31日に開催致しました。
コロナ感染拡大によって演奏家自身も活動の場を失い、多くの苦難を強いられていますが、このコンサートのテーマ ≪子供たちの未来を守るために≫ を標榜し、医療従事者の方々への感謝の気持ちや、音楽を通して皆で苦難を乗り越えようという想いを演奏に託しました。
「クラシック・エイド」では、第3回から被災地で頑張っている高校生にも合唱でステージに登場頂いてきましたが、今回はコロナの影響で出演が叶わなかったことは残念でありました。しかし、被災地の皆様や街の一日でも早い復興を願って歌う毎年恒例の「ふるさと」は、会場のお客様のみならず配信でご覧いただいたお客様とも、心をひとつにできた温かい瞬間ではなかったかと思います。
また、募金の呼びかけには、コンサートをお楽しみいただいた皆様から合計 407,213 円 のお気持ちを頂戴いたしました。
お預かりしたこの募金は、公演収益金の一部をあわせ、次の3団体へ寄付しましたことをご報告いたします。
◆震災で親を亡くした子ども達の高校卒業後の進学を支援するための「公益財団法人みちのく未来基金」
◆コロナ医療従事者支援のための「NHKウィズ・コロナプロジェクト(日本赤十字社)」
◆台風被害先支援のための「セーブ・ザ・チルドレン」
私たちは震災10周年に想いを寄せて、2021年3月13日(日)にも【東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート「クラシック・エイドVol.11」】を開催し、音楽の力による復興支援を継続してまいります。
尚、毎年会場に展示している出演アーティストの思いや、出演が叶わなかった舘野泉と弊社社長二瓶純一との対談をご紹介させていただきましたので、下記よりご覧ください。
⇒ 東日本大震災 復興支援 チャリティコンサート ~クラシック・エイドVol.10~ 出演者からのメッセージ
⇒ 舘野泉(ピアニスト)×二瓶純一(ジャパン・アーツ 代表取締役社長) 特別対談