2013/10/16

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「夕鶴」プロダクション・ミーティングと記者会見

2013年10月都内で「夕鶴」の演出、美術などについての打合せ“プロダクション・ミーティング”が行われました。

夕鶴

<舞台模型を動かしながら熱心に説明する市川右近「舞台の中心には歌舞伎的要素も入れる」と説明。>
ミーティングでは、演出を担当する市川右近を中心に、つう役の佐藤しのぶ、美術の千住博、衣裳の森英恵、照明の成瀬一裕、そして指揮の現田茂夫が参加しました。
来年の公演に向けて着々と準備が進められています。間もなく、舞台稽古も始まります!

その後、記者会見をし、それぞれの「夕鶴」への想いを語って頂きました。

夕鶴

市川右近(演出)
オペラは過去に何度か演出してきました。佐藤しのぶさんの歌の力を借り、素晴しい方々と一緒に舞台を創ることに身の引き締まる想いです。
世話物ではなく、人間の根底にある、普遍的なテーマを演出に取り入れたい。

千住博(美術)
<夕鶴>は、自然の中の動き、例えば木だったら、枝が僅かに動くような自然な様子を舞台に取り入れていきたいです。森先生による色。素晴しいチームワーク。今日まで、和気藹々と進めていす。皆さまのご期待に沿えるようにやっていきたいと思っています。

成瀬一裕(照明)
右近さんとは、<サロメ>他、古典オペラをご一緒してきました。
この様な方々と一緒に舞台を作りますので、今までない「夕鶴」お見せできると確信しております。

森英恵(衣裳)
素晴しいスタッフと一緒に、喜んで貰える舞台を創りたいと思っております。
国境の無い、地球の上で、モダンで素晴しいオペラを作っていきます。

佐藤しのぶ(つう役)
「つう」という素晴しい役に挑戦できることはとても光栄なことです。昨日ちょうど衣装を仮縫いし、まさに実現しつつある段階にあります。
オペラは総合芸術。全ての分野が結集し、音楽の力とともに表現します。一番公演回数の多い<夕鶴>を、新しい世界でお見せ致します。
次の世代へ繋がるオペラを上演できるとあって、身の引き締まる思いです。團先生が伝えたかった普遍的な思いを歌にして届けたいと思っております。

現田茂夫(指揮)
そうぞう(想像/創造)には、二種類あります。
「イマジン」の想像。「クリエイト」する創造。そうぞうを繰り返し、芸術になります。どんな舞台になるか、楽しみにして頂きたいです。

夕鶴


オペラ「夕鶴」<新演出>
2014年1月18日(土) 15:00 東京文化会館
2014年3月29日(土) 15:00 Bunkamuraオーチャードホール
その他、全国公演あり

夕鶴

公演の詳細はこちらから

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