リサイタル直前！阪田知樹に聞いてみました。

10月14日（木）いよいよデビュー10周年の節目となるサントリーホールでのリサイタルが近づいてきた阪田知樹、プログラム後半は自身のライフワークになっているリストです。

プログラム後半は、ヴェルティのオペラにもとづくリスト：〈リゴレット〉による演奏会用パラフレーズ」と難曲として有名なリスト：ピアノ・ソナタロ短調。実は、このリストの２曲は、４位入賞を果たしたエリザベート王妃国際音楽コンクールでも演奏した曲です。リストとの最初の出会いはどんなだったのでしょう。

阪田知樹：はじめてリストの作品を演奏することになったのは私が中学2年生の時でした。コンクールの為に当時の先生が選んで下さったのですが、作品の魅力が全くわからず…。なのでリストの主要なピアノ曲の楽譜を買い集めて、とりあえず片っ端から弾いてみたり、彼の生涯について調べたり、彼の歌曲や管弦楽曲のCDを買って聴いたりしてみました。そうするうちに気がついたら周りの誰よりもリストについて詳しくなっていました！（笑）

大きな演奏会が目前、練習にも熱がはいりますね。練習するときに、何か習慣やこだわりはあるのですか？

阪田知樹：習慣化することは良い点と悪い点があるように個人的に思っているので、適度に気ままに練習するようにしています。ただ途中で休憩（床に寝っ転がる、など笑）を入れることは必ずするようにしていますね。

ひとつの節目であり、新しい一歩ともなる阪田知樹の今回のリサイタル、特別な時間を会場のみなさまと共有できることを願っています！

2021/9/3 【スペシャル・インタビュー】阪田知樹、新しい”最初の一歩”へ

阪田知樹 ピアノ・リサイタル
日程：2021年10月14日(木)19:00開演
会場：サントリーホール
プログラム：
ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第14番 Op.27-2「月光」
シューマン：幻想曲 Op.17
リスト：ピアノ・ソナタ
リスト：「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ

公演情報　⇒ https://www.japanarts.co.jp/concert/p915/

◆阪田知樹のプロフィールは下記をご参照ください。
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/tomokisakata/