2023/2/8
ニュース
旬の4人の指揮者が一堂に会し、新たに輝くオーケストラ作品を紹介する「ニュークラシックプロジェクト」 受賞作品披露コンサート開催(5月15日)のお知らせ
“ベートーヴェンが今でも愛されているように、200 年後にも愛され続けるオーケストラ曲を日本から生み出したい” という願いのもと、クラシック音楽界を牽引する指揮者 藤岡幸夫・山田和樹・鈴木優人・原田慶太楼が、オーケストラの新作を生み出す【ニュー クラシック プロジェクト】を立ち上げ、昨年4月より12月末まで新作を募集いたしました。
今回、44の応募作品の中から4人の指揮者による公正な審査と話し合いにより、受賞作品が決定。その披露コンサートを、5月15日(月)19時より、東京オペラシティ コンサートホールにて開催いたします。
4人の指揮者が同じステージに立つ“一夜限り”のコンサートでは、決定した4作品から各指揮者が特に気に入った作品を担当し披露します。同コンサートは録音され、日本コロムビアDENONレーベルから発売を予定しております。
ニュークラシックプロジェクト by 4 Conductors 公式サイト
2023年5月15日(月) 19:00 東京オペラシティ コンサートホール
合同演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団/愛知室内オーケストラ
城代悠子:IKUSA
指揮:原田慶太楼
萩森英明:東京夜想曲
指揮:鈴木優人
松井琉:交響詩《うつしがたり〈翠〉》
指揮:藤岡幸夫
山田竜雅:《祈り》~女声と管弦楽のための~
指揮:山田和樹/ソプラノ:安江陽奈子
指揮者からのコメント(一部抜粋)
◎原田慶太楼 Keitaro Harada
この曲の戦「いくさ」は、人が葛藤を重ねながら時に自分の運命と戦う「戦」。人が時に戸惑いや葛藤を抱えながら自らの運命と戦っていく様子を表現しています。
城代さんの作曲には幸せを運ぶハーモニーとメロディー、リズミック・エネルギーを感じます。
◎鈴木優人 Masato Suzuki
作曲家の萩森英明さんはすでに各方面でご活躍ですが、それでもなお今回の募集に合わせて新しいコンセプトでまさに「東京らしい」音楽を書いて下さいました。今から初演が楽しみでなりません。
◎藤岡幸夫 Sachio Fujioka
松井琉成さんの交響詩「うつしがたり〈翠〉」は、とても若々しく、華やかなオーケストレーションと豊かな旋律で不思議な世界が目に浮かぶような魅力的な作品です。
◎山田和樹 Kazuki Yamada
山田竜雅さんの作品は現代音楽の要素も多分に含みながらもスコアが大変に美しく、審査の段階でページをめくりながらこの作品を指揮することが出来ればと思っていたので、それが実現することになりとても嬉しく思います。女声のソリストが必要な点でも特別です。
今回、22世紀に受け継がれる作品を演奏するために、4人の指揮者が同じステージに立つ“一夜限り”の特別な公演を、支えてくださる方々を広く募集いたします。
公演が開催されるまでを、一緒に愉しみ、応援し、見届けてくださるアーティストサポート活動に興味をお持ちいただけましたら幸いです。
オーケストラの新作を日本から世界へ発信し、育む「ニュークラシックプロジェクト」・New Classic by 4 Conductors 受賞作品披露コンサート。この企画を応援してくださるアーティストサポート活動をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年2月
日本コロムビア/ジャパン・アーツ