トリノ王立歌劇場 初日「トスカ」公演レポート

【トリノ王立歌劇場】日本公演が、華やかに開幕しました

初日の「トスカ」公演。
トスカの純真、華麗、深い愛ゆえの悲痛、苦悩、そして絶望。
心のひだを歌い演じきったノルマ・ファンティーニ。
満場の劇場に輝かしい声を響き渡らせたマルセロ・アルバレス。

そして、声、睨み、立ち居振る舞いなど、すべてが非道で残酷なスカルピアだったラド・アタネリ。
役者が揃う…というのは、こういう舞台を言うのでしょう。

舞台が終わり幕が下りた時の胸に迫る思いは、もう言葉で表すことができません。その後の割れんばかりの拍手、ブラボーの嵐が、舞台の大成功を物語っていました。

そして、忘れてはならないのが、マエストロ ノセダとオーケストラ！
音楽が歌い、泣き、叫んでいました。

すべては1日のできごとだったのです……この日、トスカはいつもの同じように目覚めたでしょう。このような運命が待ち受けているとは知らずに…。
演出家グリンダ氏の言葉です。

その壮絶でドラマティックな舞台に会場全体が取り込まれ、胸ふるわせた初日でした。

本日11月30日はヴェルディ「レクイエム」です。
トリノ王立歌劇場の合唱の素晴らしさを、ぜひ体験してください！！

―おまけ―
ノルマ・ファンティーニからスタッフの皆様へと、頂いたはお花。
なんと、イタリアの国旗の色になっていました！

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≪トリノ王立歌劇場 2013年日本公演≫
＜「仮面舞踏会」より＞
　⇒ 公演詳細：http://www.japanarts.co.jp/torino_2013/index.html
　[公演日程]　会場：東京文化会館
　《仮面舞踏会》
　□12月1日(日) 15:00
　□12月4日(水) 18:30
　□12月7日(土) 15:00

　《トスカ》
　□11月29日(金) 18:30
　□12月2日(月) 15:00
　□12月5日(木) 18:30
　□12月8日(日) 15:00

　《特別コンサート“レクイエム”》
　□11月30日(土) 14:00 サントリーホール