2022/5/30

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【MUSIC LAND】プロデューサー金子三勇士に聞く、 第2部「Debut」に込められた思い

ドキドキワクワクがつまった ピアノの祭典「MUSIC LAND」。
第2部「Debut」をプロデュースするのは、ピアニストの金子三勇士さん。

“デビュー” は、アーティストにとってドキドキの瞬間であり、その後も忘れることのできない大切な瞬間でもあります。
ご自身が昨年日本デビュー10周年の節目を迎え、演奏の原点をじっくりと見つめ直す機会を得たという金子さんが、思いも新たにこのステージをプロデュースします。

金子三勇士

—金子さんが手がける「Debut」ステージのプログラムは、どのような思いでプロデュースされましたか。

デビューは、プロの音楽家にとって一生に一度の特別な瞬間です。初めて人前で演奏した日、最初に出演したテレビ番組やファースト・アルバムのリリースなど、その形とタイミング、披露した曲目は人それぞれ。その日のパフォーマンスはアーティスト人生の原点となり、歴史に刻まれ、時を超えても語り継がれて行くものです。
今回はその「デビュー」をテーマに、出演者一人一人の思い出の作品をお届けし、当時のエピソードに加え、再びステージ上で演奏する心境に迫ります。

—スペシャルゲストのCocomiさんとは、Cocomiさんのアルバムでもご一緒され、演奏会としては今回が初共演ですね。Cocomiさんのデビューに関わられたことについて、お話をお聞かせ頂けますか?

Cocomiさんのデビューアルバムは、この時代ならではの「ニューノーマル」や「新時代」と言ったキーワードを意識させられる挑戦的な一枚。
Cocomiさんの描く音の世界に引き込まれ、参加したアーティスト全員の想いが作品と時空を超えて一つになった感覚です。
美しいフルートの音色がアルバムの次元から飛び出し、ホール全体を優しく包み込む瞬間は聴き逃せません!

☆Cocomi デビューアルバムより ラフマニノフ:ヴォカリーズ
https://open.spotify.com/track/1gmNIedF9FCXiHDBhD1aN2?si=e0b3a1f9ca7942e8

—ご自身の”デビュー”公演での印象的な出来事や思い出はありますか?

僕のデビュー公演は幼い頃夢みたステージ、東京オペラシティ・コンサートホールでのリサイタルでした。まさに、今回演奏するこの会場だったのです。
すごい緊張感のなか迎えたステージではあったものの、同時に夢の世界にいるような、どこか心地良い感覚も。最後舞台上でのトークで、感極まって涙してしまったのは一生忘れませんね(笑)

金子三勇士

金子三勇士
思い出の日本デビュー公演のプログラム

<第2部「Debut」 プログラム>
ラフマニノフ:ヴォカリーズ    Cocomi / 金子三勇士
フォーレ:夢のあとに       Cocomi / 金子三勇士
ラフマニノフ:『音の絵』から   谷昂登
ラフマニノフ:前奏曲Op. 32-5   小井土文哉
バッハ(ブラームス編曲):シャコンヌ   舘野泉
エスカンデ:『音の絵』から  第3曲「砂にうもれた犬(ゴヤ)」、
      第4曲「空の青(カンディンスキー)」 舘野泉 / 萩原麻未

☆公演詳細はこちらから⇒ https://www.japanarts.co.jp/special/musicland/

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