2023/4/10

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【仲道郁代 The Road to 2027リサイタル・シリーズ】記者懇親会を開催

仲道郁代

仲道郁代が取り組む10年間の『The Road to 2027』リサイタル・シリーズは、これまで各回で大きな反響を呼び、この春いよいよ6年目の折り返し地点を迎えます。

6月3日(土)サントリーホールで予定する「The Road to 2027 仲道郁代 ピアノ・リサイタル -劇場の世界-」に先駆けて、記者懇親会を開催しました。

会見では、それぞれの楽曲の歴史的背景、作曲家が楽譜に込めたメッセージ、それを踏まえた仲道郁代の考察や解釈を、時折ピアノでの実演を交えながら、集まったジャーナリストへ意欲旺盛に語りました。

今回の公演では、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第19番、20番、18番、そしてシューマンの「パピヨン」、「謝肉祭」を演奏します。
ピアノ・ソナタ第19番と第20番は、ベートーヴェンが若いころに作曲したスケッチ的な作品ですが、ト短調とト長調のそれぞれ2楽章で構成されており、仲道郁代はこの2つのソナタを『劇場の世界』でのコンセプトのもとで、「4楽章形式のひとつのソナタ」として繋げて演奏します。こうした仲道ならではの考察も、今回の聴きどころの一つです。

仲道郁代

また、今回演奏を予定する作品の中には、様々な登場人物か飛び出し、人間の在り様、多様性が示されていると仲道は考えます。
ベートーヴェンからシューマンへと繋がったこの表現を、「劇場の世界」というテーマで捉え、演奏を通じて聴衆に伝えます。

仲道郁代

仲道郁代は最後に「作曲家の素晴らしいメッセージをお伝えできる演奏会となるよう、2027年に向けてより一層邁進していきたい。」と述べました。

6月3日(土)に迫る「仲道郁代ピアノ・リサイタル -劇場の世界-」、どうぞ会場でお楽しみください。


《公演情報》
ユニオンツール クラシック プログラム
The Road to 2027 仲道郁代 ピアノ・リサイタル 劇場の世界
日時:2023年6月3日(土) 14:00開演
会場:サントリーホール
https://www.japanarts.co.jp/concert/p993/


◆仲道郁代のアーティストページはこちらから
https://www.japanarts.co.jp/artist/ikuyonakamichi/

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