4人の指揮者が一堂に会し、新しいクラシック音楽の誕生をお祝いする ニュークラシックプロジェクト。作曲家4人からのメッセージ

今回受賞に輝いた4人の作曲家による作品の聴きどころ
動画メッセージをご覧ください。

◎松井琉成：交響詩《うつしがたり〈翠〉》
植物が歩いたり物がしゃべったりする不思議な別世界にたどり着いてしまった⻘年。鏡を通して眺められる現実世界の悲惨さから目を背けて穏やかな生活を満喫する青年でしたが、その別世界もやがて暗黒に支配されそうになり….。そんな物語の各シーンを聴いた人に思い浮かべてもらえるよう作曲しました。

＜松井琉成プロフィール＞
国⽴⾳楽⼤学作曲専修4年。
3歳で初めて作曲して以来、創作活動を続けてきた。現在は箏曲アンサンブルや室内楽曲、吹奏楽マーチなど様々な編成やジャンルの曲作りを⾏っている。
子ども時代はピアノやエレクトーンに熱中し、中学高校時代には吹奏楽部員として打楽器の演奏にも携わった。
これまでに作曲を松谷しのぶ氏、吉⽥峰明⽒、菊池幸夫⽒に師事。

◎萩森英明：東京夜想曲
私の生まれ育った街、東京の夜をテーマに、常に変化し続ける街を色彩豊かに描いています。新しい作品が集まるこのコンサートを、一人の観客としても大変楽しみにしております。

＜萩森英明プロフィール＞
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。作品はこれまでに群馬交響楽団、東京交響 楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、琉球交響 楽団、ハワイ交響楽団、ルーマニア国立放送交響楽団などによって、演奏され ている。特に琉球交響楽団に書き下ろした「沖縄交響歳時記」は「レコード芸 術誌」特選盤に選ばれた。 編曲家としての活動も多く、これまでに日本の主要なプロオーケストラの為に 数百曲のスコアを書くほか、「題名のない音楽会」「紅白歌合戦」など TV 番組の 編曲など、活動は多岐にわたる。 日本作編曲家協会理事。洗足学園音楽大学非常勤講師。

◎城代悠子：IKUSA
タイトルの「IKUSA」は人間が戸惑いや葛藤を抱えながら、様々な困難と戦っていく様子を表現しました。またモーリス・ラヴェルなど近代クラシック作曲家の響きを取り入れ且つ現代のゲーム音楽などにも通じる、若い人にも親しみやすい曲として制作しました。

＜城代悠子プロフィール＞
国立音楽大学卒業、卒業作品演奏会に選出され出品。東京国際芸術協会(TIAA)全日本作曲家コンクール入選。かつしか作曲コンクール第3位受賞。国際芸術連盟主催「21世紀ピアノ音楽の領域」に出品。ジャンルはクラシックからPOPまで制作しており、企業ユーチューブのBGMなども制作してきた。

◎山田竜雅：《祈り》〜⼥声と管弦楽のための〜
曲は2部構成となっています。「音楽とは何か」を自分自身に問いかけて、見つけた答えを表現しました。その答えに、誰か1人でも共感していただけましたら幸いです。

＜山田竜雅プロフィール＞
⼤阪府出⾝。⾼校⽣の頃より作曲を⾼昌帥⽒に師事。現在、⼤阪⾳楽⼤学作曲 専攻 4 年在学中。これまでの主な作品・・・《⽣命の躍動》〜打楽器六重奏のた めの〜、《祈り》〜⼥声と管楽合奏のための〜（どちらも⼤阪⾳楽⼤学の公式 YouTube チャンネル『⼤阪⾳楽⼤学【DAION】』にて公開中）

《公演情報》
4人の指揮者による「ニュークラシックプロジェクト」受賞作品世界初演コンサート
相互物産 Presents ハイアット リージェンシー 東京ベイ
New Classic by 4 Conductors
日時：2023年5月15日(月) 19:00開演
会場：東京オペラシティ コンサートホール
出演： 藤岡幸夫(指揮)、 山田和樹(指揮)、 鈴木優人(指揮)、 原田慶太楼(指揮)、ソプラノ：安江陽奈子、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、 愛知室内オーケストラ
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2024/

◆藤岡幸夫のアーティストページはこちらから
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/sachiofujioka/
◆山田和樹のアーティストページはこちらから
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/kazukiyamada/
◆鈴木優人のアーティストページはこちらから
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/masatosuzuki/
◆原田慶太楼のアーティストページはこちらから
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/keitaroharada/