【レポート】2024年ジャパン・アーツ新春企画発表会

「2024年ジャパン・アーツ新春企画発表会 」がありました。
メディア、主催者の皆様、招聘・所属のアーティストたちとの交流、また2024年度のジャパン・アーツの企画をご紹介させていただく場です。

＜ジャパン・アーツ 代表取締役社長 二瓶純一＞

混迷の時代、アーティストの皆さんと、何が残せるか、どんなメッセージを発信できるかを念頭に、クラシック音楽事業の社会的な価値を高めていきたいと挨拶。

会場には、1/9東京芸術劇場で素晴らしい演奏を繰りひろげたプラハ交響楽団の首席指揮者マエストロ、トマーシュ・ブラウネル、ラフマニノフのピアノ協奏曲第２番の共演で喝采を浴びたピアニストの牛田智大、1/12ミューザ川崎、1/14サントリーホールでドヴォルザークのチェロ協奏曲で共演を予定しているチェリストの岡本侑也も来場いたしました。

トマーシュ・ブラウネル (プラハ交響楽団／首席指揮者)
この場にお招きいただきまして大変有難うございます。プラハ交響楽団の日本ツアーは４公演を終えたところです。素晴らしいツアーで夢の中にいるように感じています。日本ツアーの実現にご尽力いただいたジャパン・アーツに感謝申し上げます。また皆さんの今年のご健勝をお祈りいたします。

牛田智大 (ピアノ)
素晴らしいオーケストラ、マエストロと共演できたことを大変光栄に、大変嬉しく思っております。またこのような経験をいただいたことに深く感謝しております。これからもますます頑張ってまいりたいと思います。皆様よろしくお願いいたします。

岡本侑也 (チェロ)
皆様新年おめでとうございます。牛田さんと同様に、本当に素晴らしいオーケストラ、マエストロと共演させていただいたことに深く感謝しております。独特なあたたかさのあるサウンドに包まれて共演した兵庫公演は特別な時間になりました。ミューザ川崎、サントリーホール公演が大変楽しみです。全力を尽くします。

そのほか所属アーティストの皆さんも多数来場されましたので、ご紹介させていただきます！

永峰大輔 (指揮)
昨年インドに旅行し僧侶が祈りをささげている姿を見て、私も音楽に全身全霊を捧げたいと思いました。
原点に戻って音楽に向き合っていきたいと思います。よろしくお願いします。
プロフィールページ　https://www.japanarts.co.jp/artist/daisukenagamine/

大西宇宙 (バリトン)
昨年は多くのオペラに出演する機会を得ました。今年はBCJ《魔笛》や新国立劇場《コジ・ファン・トゥッテ》、そしてオーケストラともモーツァルトに取り組みます。
お客様に満足していただける舞台を目指し、失敗をおそれず、チャレンジしてまいりたいと思います。
プロフィールページ　https://www.japanarts.co.jp/artist/takaokionishi/

海老彰子 (ピアノ)
ドイツ、フランス、スペイン、ワシントンなど、各国で演奏会やマスタークラスなどが予定されています。
芸術家と社会が結びつくことによって、よりよい相乗効果が生まれたら、本当に幸せなことだと思っています。
プロフィールページ　https://www.japanarts.co.jp/artist/akikoebi/

中野翔太 (ピアノ)
3月に坂本龍一追悼 東北ユースオーケストラ演奏会に出演いたします。大尊敬する坂本龍一さんに縁ある演奏会に出演でき大変光栄です。心を込めて演奏いたします。また8月には浜離宮朝日ホールでリサイタルがあります。ぜひご来場いただければと思います。
プロフィール　https://www.japanarts.co.jp/artist/shotanakano/

大谷康子 (ヴァイオリン)
来年デビュー50周年を迎えます。音楽こそ主義・主張を越え世界の平和に通じると信じて続けてきました。毎週土曜朝8時〜BSテレビ東京の「おんがく交差点」は9年目、先日400回目を迎えました。次は500回を目指し共演を重ねていきたいです。2/23 東京文化会館でのリサイタル、10月には8年目のHakuju Hall 10年シリーズがあります。今年も音楽の大切さを胸に、皆さんが心豊かな気持ちになれるような、演奏活動をしてまいりたいと思います。
プロフィール　https://www.japanarts.co.jp/artist/yasukoohtani/

金子三勇士 (ピアノ)
2024年は大変な幕開けとなりました。過去の偉大な音楽家たちも様々な苦境の中で、人々のため、社会のために音楽を発信してきました。私もそんな彼らの生き方をヒントに、今年も活発に、いろいろな形で、ときにはテクノロジーを使って音楽を発信し、パワフルに走り回っていきたいと思います。各地で皆様にお会いできることを楽しみにしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
プロフィールページ　https://www.japanarts.co.jp/artist/miyujikaneko/

菊野凛太郎 (クァルテット・インテグラ／ヴァイオリン)
昨年７月からジャパン・アーツの所属となりました。現在、ロスを拠点に活動しています。今月はじめてのCDがリリースされます。この度チェリストに新しいメンバーを迎えることになりましたが、新たなクァルテット・インテグラに期待ください。
プロフィールページ　https://www.japanarts.co.jp/artist/quartetintegra/

牛田智大 (ピアノ)
3月にシューマンとショパンのプログラムでリサイタルがあります。また今年は室内楽の企画にも取り組みますので、新しい世界へ一歩を踏み込む一年になると思っております。皆様と各地でお会いできることを楽しみにしております。
プロフィール　https://www.japanarts.co.jp/artist/tomoharuushida/

岡本侑也 (チェロ)
昨年は、ヨーロッパでピアノのクリスチャン・ツィメルマンさん、エベーヌ弦楽四重奏団と共演させていただきました。ツアーで感じたのは、音楽家ってある意味、体力勝負、、ということでした。（笑）体調、体力をしっかり管理して、１００％の力で本番に臨めるようにしていきたいと思います。
プロフィール　https://www.japanarts.co.jp/artist/yuyaokamoto/

原田慶太楼 (指揮)
音楽が好きな人多いが、クラシック音楽が好きな人は本当に少ない。これを変えていくことは我々の使命だと思っています。危機感をもって、常に新しいことに取り組んでいくことがとても大事だと思います。今後、ＤＪ、ラッパーとオーケストラとのコラボ、ＶＲを使ったオーケストラとコンチェルトの共演など予定しています。また指揮の山田和樹さんと少し変わったレコーディングも予定しています。ＮＨＫとも新しい企画があります。皆さんも、ぜひ新しい活動を始めて、来年この場で教えてください！
プロフィールページ　https://www.japanarts.co.jp/artist/keitaroharada/

ジャパン・アーツは、今年もアーティストの皆さんとともに、多数の演奏会を通して、多くの方へ感動をお届けできることを願っております。

今年もジャパン・アーツをよろしくお願いいたします！