2014/2/19
ニュース
ABT記者懇親会レポート
2月19日Bunkamuraオーチャードホールでアメリカン・バレエ・シアターの記者懇親会を行いました。芸術監督のケヴィン・マッケンジー、ポリーナ・セミオノワ、加治屋百合子、ロベルト・ボッレ、コリー・スターンズ、ジャレッド・マシューズが登壇しました。
芸術監督のケヴィン・マッケンジー
「今回の来日で、日本のお客様の前で新演出の「くるみ割り人形」「マノン」をお届けできる事を嬉しく思っています」ラトマンスキー振付の“くるみ割り人形”はアメリカでも話題に。これについて「ラトマンスキーは、常に前を向いて新しいものを創造する人です。古典舞踊の理解が前提にあり魅力ある舞台に仕上がりました「くるみ割り人形」に、ぜひご期待ください」。
ポリーナ・セミオノワ
今回ABTと日本で公演するのは初めて。
「日本の皆様とお会いできるのを心待ちにしていました。マノンをを楽しみにしていてください!」
アメリカで踊っている今の心境は?という記者の質問に「新鮮な水の中を泳いでいるみたいです。今までより広い世界で過ごせていると思います」トワイラサープやラトマンスキーを踊りこなしてきた彼女。新しい挑戦を続けていくことに、とてもワクワクしているそうです。
ロベルト・ボッレ
来日経験も豊富なイタリア人のボッレ。
セミオノワと同じく、ABTとの来日は実は今回が初めて。
「“マノン”は、ロイヤル・バレエ時代にも、ABTでも度々共演していたフェリと踊ったことがあります。日本の皆さんのために精一杯踊ります」また「“マノン”はどの作品よりも純粋で崇高な愛の姿を描いていると思います。相手に向う愛、受ける愛と憎しみ…忠実に愛を演じます。私のそんなデ・グリューを観ていただきたいです」とデ・グリューについて話していました。
加冶屋百合子
「ニューヨークを出る前、沢山の友達から“日本で公演ができてよかったね”と祝福のメッセージを頂きました」
ABTはどのようなカンパニーでしょうか?という記者の質問に対して「ABTはインターナショナルです。ロベルトはイタリア、ポリーナはロシア、コリーはアメリカと、様々な国籍のダンサーが活躍する個性豊かなバレエ団です」と紹介。ABTへは、上海の舞踊学校からカナダを経由してABTへ…、そこで初めて日本人として見てもらえて、とても嬉しかったんです。それはやはり様々な国籍のダンサーが集まっているからだと思います」と語っていました。
コリー・スターンズ
「今回の来日公演では日本のお客様の前で踊れることを誇りに思います。“マノン”のデ・グリューを、ポリーナとのペアで踊ります。振付からマクミランがどのような人物を描きたかったのかを思いながら“これがデ・グリュー!”と思うところに達するために、日々研鑽を積んでいるところです」
ジャレッド・マシューズ
何と!流暢な日本語で挨拶をしてくれました。(持っているメモも日本語で書かれていました!)「日本の皆さんにお会いできることを、楽しみにしていました」
何故、そんなに日本語が上手なんですか?との記者の質問に「日本語は難しいので、ここからは英語で・・・
将来引退したら日本に住んでも良いと思うほど、日本が大好きなんです。Step by Stepで日本語を習得中です!こうして少しずつ、日本のお客様とコミュニケーションができると嬉しいと思っております」そして、“くるみ割り人形”の振付については「ラトマンスキーのパ・ド・ドゥは難しいんです。しかし踊っていてとても楽しい。観ていて、とてもエンジョイできると思いますよ」
最後はフォトセッションをして、和やかに終了しました!
明日は、いよいよ初日を迎えます!
ぜひ会場まで足をお運びください!!
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アメリカン・バレエ・シアター2014年来日公演
⇒ 詳しい情報はこちらから
≪くるみ割り人形≫
2月20日(木) 19:00
2月21日(金) 13:00
2月21日(金) 19:00
2月22日(土) 13:00
≪オール・スター・ガラ≫
Aプロ 2月25日(火)18:30
Bプロ 2月26日(水)18:30
≪マノン≫
2月27日(木) 18:30
2月28日(金) 13:00
2月28日(金) 18:30
3月1日(土) 13:00