2024/5/17

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福間洸太朗 日本デビュー20周年記念 ニュー・アルバム&全国リサイタル・ツアー発表会

2024年5月15日(水) ピアノの福間洸太朗の日本デビュー20周年を記念して、ニュー・アルバム&全国リサイタル・ツアーの発表会が行われました。

福間洸太朗は、20歳でクリーヴランド国際コンクール日本人初の優勝およびショパン賞受賞、2004年日本デビュー。パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学で学び、カーネギーホールなど世界の著名なホールでリサイタルを行う他、著名オーケストラと共演を重ねてきました。5か国語を操り、いままでに世界37か国で演奏会を行っています。ラジオ、TV出演多数。自身でも演奏・解説動画やライブ配信などを積極的に行い、多岐にわたる活動は幅広い世代から注目されています。

発表会では、音楽ライターの高坂はる香さんがナビゲータ―をつとめ、福間洸太朗が幼少のときから夢中になって弾いてきたショパンの作品とそれにまつわる思い出、オール・ショパンのニュー・アルバムに込めた思い、また20周年記念リサイタル・ツアーのプログラミングの意図などをたっぷりと語りました。

20年で20枚のCDをリリース。CDは自分の音楽だけでなくジャケット写真やライナーノーツなどアーティストの美学を打ち出すことができる重要なものと考えている。

世界37か国で演奏会実績がある。演奏した国を示す世界地図。人と人との縁がたくさんの演奏会につながった。

ピアノは5歳から始めた。3歳からやりたいと言っていたが、5歳まで待ちなさいと親に言われて(親は子どものきまぐれかもしれないと思ったようで)、5歳の誕生日に「今日から始めていい?」と言った。「本気だったのか」とすぐにレッスンが始まった。

日本デビュー・リサイタルは、なんと自主公演。チケット料金2,000円自由席であっという間に完売してしまった。欠席する人もいるに違いないと客席数より多くチケットを売ってしまったら、当日客席が足りず、大慌てで舞台に椅子を置いてもらった。

ショパン:バラード1番の演奏を披露。

20周年記念リサイタル・ツアーは9-11月全国10カ所で開催。11月11日(月)サントリーホールでのリサイタル《ストーリーズ》は、それぞれの作品の持つストーリー、プログラム全体を通して聴衆の皆さんが想像する新たなストーリー、そしてと福間洸太朗と作品に纏わるストーリー(思い出など)を意味しています。

写真:千葉秀河
撮影協力:スタインウェイ&サンズ東京

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