2024/7/17
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【新譜情報】ひばり弦楽四重奏団「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集Ⅲ」(2024年7月5日発売)
ひばり弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集Ⅲ
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」第1弾
実力派揃いの常設グループによる、新たな伝説の始まり!!
<ひばり弦楽四重奏団>
ハレー・ストリング・クァルテット結成から30数年の時を経て、漆原啓子が中心となって結成した常設の弦楽四重奏団。第1回公演を2018年2月に東京文化会館にて開催。基本活動にベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏を組み入れ、2019年よりハクジュホールにて年2回の公演と併せて録音を行う。
<漆原啓子(第1ヴァイオリン)>
東京藝術大学付属高校在学中に、第8回ヴィニャフスキ国際コンクール日本人初の優勝と6つの副賞を受賞。ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。ソリスト、室内楽奏者として常に第一線で活躍を続ける。これまで、国内外での演奏旅行のほか、ハンガリー国立響、スロヴァキア・フィル、ウィーン放送響等の海外のオーケストラや、日本国内の主要オーケストラとの共演や全国各地でリサイタル、室内楽に数多く出演。これまでにCDも多数リリースしており、文化庁芸術祭優秀賞やレコード芸術特選盤に多数選ばれる。現在、国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授として後進の指導にも力を注いでいる。
<漆原朝子(第2ヴァイオリン)>
東京藝大附属高校在学中に日本国際音楽コンクールにおいて最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。1988年N響定期公演デビュー、ニューヨークでのリサイタル・デビューも絶賛を博す。マールボロ音楽祭でルドルフ・ゼルキン等と共演したほか、ザルツブルク音楽祭などにも出演。内外のオーケストラとの共演も数多い。ベリー・スナイダー(Pf)とは20年以上にわたってデュオを組んでおり、シューマンとブラームスのヴァイオリンソナタ全曲ライヴCDを相次いでリリースして極めて高い評価を得たほか、テーマ性をもったリサイタルツアーを度々行っている。2017年にリリースしたエルガー:ヴァイオリン協奏曲ライヴCDも絶賛を博す。現在東京藝術大学教授、大阪音楽大学特任教授。
<大島亮(ヴィオラ)>
神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。第11回コンセール・マロニエ21第1位、第7回東京音楽コンクール第1位、第42回マルクノイキルヘン国際コンクールディプロマ賞受賞。東京都交響楽団、九州交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。2012年には東京文化会館にて初のリサイタル以降、定期的にリサイタルを開催。ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、ラヴェンナ音楽祭、宮崎音楽祭、木曽音楽祭、水戸室内管弦楽団、サイトウキネンオーケストラ、またNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」等に出演。室内楽では今井信子、チョン・ミョンファ、堀米ゆず子、仲道郁代の各氏等と共演するなど、積極的に活動している。
<辻本玲(チェロ)>
NHK交響楽団首席チェロ奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。第72回日本音楽コンクール第2位(「聴衆賞」受賞)。2009年ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)。2011年に東京サントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。2019年CD『オブリヴィオン』をリリース(「レコード芸術」誌特選盤)。サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭に参加するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」など室内楽でも活動。使用楽器は宗次コレクションより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は住野泰士コレクションよりTourteを特別に貸与されている。
(日本アコースティックレコーズより)
品番:NARD-5095/6
発売日:2024年7月5日
仕様:CD&SACD盤
価格:4,400円(税込)
収録内容:
ベートーヴェン:
【Disc 1】
①-④弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品95 「セリオーソ」
⑤-⑧弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 作品127
【Disc 2】
①-⑥弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130
⑦大フーガ 変ロ長調 作品133
演奏:ひばり弦楽四重奏団
漆原啓子(第1ヴァイオリン)、漆原朝子(第2ヴァイオリン)、大島亮(ヴィオラ)、辻本玲(チェロ)
録音:2020年8月、2023年11月、 2024年3月 邑楽町中央公民館(邑の森ホール)
購入・詳細:日本アコースティックレコーズ
◆漆原啓子のアーティストページはこちらから
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/keikourushihara/