2024/11/14
ニュース
北村陽、チェコのスメタナホールで金川真弓さんと共演!
先般、ジョルジュ・エネスク国際コンクールのチェロ部門で日本人初の優勝を果たした北村陽が、同コンクールのヴァイオリン部門で優勝した金川真弓さんとプラハのスメタナホールでブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲を共演しました。
北村陽よりその時の様子のレポートが届きましたのでご紹介します。
チェコのスメタナホールにて、ヴァイオリンの金川真弓さんとピョートル・ヤノフスキ指揮、北チェコフィルハーモニー交響楽団の皆様と、ブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲を演奏させていただきました。
金川さんとの共演は、今年の3月にメシアンやブーランジェなどの室内楽で共演させていただいて以来2度目です。同じベルリン在住ということもあり、音合わせの時間はとても楽しく、時間をかけて深く曲作りができました。
この曲は、ブラームスが親友ヨアヒムと、ヨアヒムの妻にかかわる誤解により関係に溝が生じ、仲を取り戻したいという思いを込めて作曲されたといわれています。ヴァイオリニストのヨアヒムに対し、ブラームスの声とも捉えられるチェロは、一音一音、ヨアヒムへの思いを語りかけています。
ソロ、室内楽、オーケストラなど様々な要素が一曲の中に詰まっている、とても魅力的な曲で、最高に楽しかったです!
アンコールは、チェコということで、ドヴォルザークのユーモレスクを演奏いたしました。
北村陽
金川真弓さんとの共演の模様です。
充実の研鑽を積んでいる北村陽は、12月11日(水)19時からHakuju Hallにてリサイタルを開催します。
<プラチナ・コンサート・シリーズ Vol.16>
20歳、飛翔する大器。
“北村 陽の今”を聴く!
北村陽 チェロ・リサイタル
日時:2024年12月11日(水) 19:00
会場:Hakuju Hall
出演:北村陽(チェロ)、大伏啓太(ピアノ)
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2105/
お楽しみに!
◆北村陽のアーティストページはこちら
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/yokitamura/