2025/1/20

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【レポート】2025年ジャパン・アーツ新春企画発表会

1月17日(金)に「2025年ジャパン・アーツ新春企画発表会 」が行われました。
メディア、主催者の皆様、所属のアーティストたちとの交流、また2025年度のジャパン・アーツの企画をご紹介させていただく場です。


ジャパン・アーツ代表取締役社長 二瓶純一よりご挨拶

本日1月17日は阪神・淡路大震災から30年。災害や戦争など幾多の困難においても、音楽は人と人の心をつないできた。 ジャパン‧アーツは、時代の変化にあわせながらこの社会に何ができるかを考え、クラシック音楽の素晴らしさを広めつつ未来を見つめていきたいと挨拶しました。


ポーランド広報文化センター 所長 ウルシュラ・オスミツカ氏 よりご挨拶

日頃ショパンをはじめとするポーランドのクラシック音楽を広く紹介いただいてることへの感謝の言葉をいただきました。またパヴェウ・ミレフスキ大使メッセージを代読いただき、2025年はショパン国際ピアノコンクール開催の年であること、日本では12月に優勝者リサイタル、2026年1-2月にワルシャワ・フィルとの入賞者ガラツアーが予定されていることをご紹介いただきました。

現在ジャパン・アーツには現在若手からベテランまで約80名の日本人演奏家の方々が所属し、国内外で活躍しています。そのうち11名のアーティストが来場されましたので、ご紹介いたします。

永峰大輔(指揮)
昨年、洗足学園音楽大学の百周年記念のオペラで「魔笛」を指揮したのですが、そこにジャズをいれるというなかなか不思議な、チャレンジングな舞台を音楽監修も含めておこないました。水は場所によって価格が変わりますが、音楽は常に変わらない価値を持っていると思います。どこに行っても価値の高いものを創っていきたいと思っています。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/daisukenagamine/

大西宇宙(バリトン)
今年はアメリカの二つの歌劇場で主要キャストとしてデビューなど、新しいチャレンジの機会をいただいています。また今年もぜひ音楽家同士の人の輪をひろげて、互いに刺激を受け取り合いながら活動していければと思っています。小林沙羅さんと共演する1/29(水)東京オペラシティ コンサートホールのアフタヌーンコンサートは、メノッティ作曲の「電話」。 登場人物は2人のみで30分間のコントのようなコミカルなオペラをお楽しみいただけます。平日お昼の足を運びやすい時間に開催されますので皆さんぜひお越しいただければと思います。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/takaokionishi/

漆原啓子(ヴァイオリン)
今年から、ひばり弦楽四重奏団は2ndヴァイオリンのメンバーが新しくなります。これまで5年をかけて進めてきた「ベートーヴェン弦楽四重奏 全曲演奏」レコーディング・プロジェクトですが、今年は新しいメンバーで最後のレコーディングを行い、完成させる予定です。このメンバーでレコーディング出来る事、そして活動ができる事を楽しみにしています。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/keikourushihara/

木野雅之(ヴァイオリン)
日本フィルのコンサートマスターとして、多くの方々に支えていただいていることに感謝しています。近年、室内楽、教育活動での活動も増えてきました。今年は京都の二条城での演奏会、郷里である熊本の復興支援の音楽祭などを予定しています。犬が大好き。家には愛犬2匹がいます。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/masayukikino/

千住真理子(ヴァイオリン)
デビュー50周年の年になります。1年を通して様々な特別企画が予定されていますが、まずは2/1横浜みなとみらいホールで千住明との演奏会、そして5/10東京オペラシティで三兄妹の特別な演奏会にご期待ください。今、演奏会内容をつめていますが、誰も妥協しないので、兄たちとの打合せは喧々諤々ですが、必ず特別な演奏会になりますので、ぜひ会場にいらしてください。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/marikosenju/

牛田智大(ピアノ)
本年もよろしくお願いします。 いつも素晴らしい機会をくださる皆様、色々なところで演奏を聴いてくださる皆様に心から感謝を申し上げます。 今年は、ライフワークにしたいと考えているシューベルトとシューマン、そしてショパンの作品を中心に、それぞれに真摯に取り組みながら学んでいきたいと考えています。同じ所属の諸先輩方とともに、時には胸をお借りしながら成長していけたらと思います。 また、昨年から力を入れている室内楽も続けていきたいと考えていますが、最近は同年代の方々とご一緒する機会も増えてきて、色々と面白い企画を作っていけたらと心躍らせています。 これからも宜しくお願いします。
プロフィール https://www.japanarts.co.jp/artist/tomoharuushida/

金子三勇士(ピアノ)
コロナ以降、クラシック音楽は世の中の流れに合わせて、ブルーオーシャン、すなわち、より広く、より多くの人に向けた発信を続けてきました。どれだけバズるか、みながそれを追いかけるような時代でした。でも、どうでしょう。そこで見えてきたのは、ひとりひとりの感受性、価値観だったのではないか、と思うのです。一人一人の主張が生きてくる時代は、すぐそこまで来ているのではないでしょうか。今年は、クラシック界の「ニュー・ワールド・オーダー」を念頭に、社会に寄り添う活動を行なって参ります。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/miyujikaneko/

中野翔太(ピアノ)
新しい年を迎えましたが、世界を見渡すと、依然として混沌としたさまざまな問題が山積しています。このような時代において、音楽家として私にできることは、音楽という言葉を超えて、2025年を乗り越えるための活力を、少しでも皆さまにお届けすることではないかと考えています。
近いところでは、3月22日に神奈川県立音楽堂にてリサイタルを行います。プログラムは、ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」や「ラプソディ・イン・ブルー」といった名曲、そしてジャズ作曲家の挾間美帆さんに、ピアノ・ソロ作品を初めて書いてにいただき、世界初演出来ることも楽しみです!
プロフィール https://www.japanarts.co.jp/artist/shotanakano/

福間洸太朗(ピアノ)
昨年は、日本デビュー20周年という節目の年を迎え、皆さまのお力添えのおかげで全国ツアーも無事に完走することができました。予想以上に充実した一年を過ごすことができ、心より感謝申し上げます。20周年を迎えるにあたっては、過去を振り返る機会が多くありました。「音楽は人と人をつなげる」ということを私自身も演奏を通じて日々実感しています。これからも、より一層自分自身を高めながら、気を引き締めて演奏活動に取り組んでまいります。また、私がプロデュースする「レア・ピアノミュージック」の有観客公演には、ジャパン・アーツに所属されている海老彰子さんにご出演いただく予定です。こちらもぜひご注目いただき、応援していただけますと幸いです。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/kotarofukuma/

松田華音(ピアノ)
昨年はオーチャードホールのジルベスターコンサートで始まり、色々なプログラムに取り組みながら、最後はショスタコーヴィチの24の前奏曲とフーガで終わるという非常に楽しい1年でした。今年も室内楽のコンサートや、初挑戦のオケ中ピアノ、プレトニョフさんとの共演など様々なことに取り組んでいく予定です。一つ一つの演奏会を大切に、様々な事をヒントに成長していきたいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/kanonmatsuda/

横山幸雄(ピアノ)
今年はショパン・コンクール入賞から35周年となります。そして来年がデビュー35周年になります。毎年5月にショパン、9月にベートーヴェンのシリーズを行っている東京オペラシティでのシリーズが活動の中心になっていますが、今年はラベル生誕150周年なので、ラヴェルの孫弟子の一人として(フランス留学時代のヴラド・ペルルミュテール先生がラヴェルの教え子)ラヴェルの全曲演奏会に挑戦したいと思っています 。
プロフィールページ https://www.japanarts.co.jp/artist/yukioyokoyama/

ジャパン・アーツは、今年もアーティストの皆さんとともに、多数の演奏会を通して、多くの方へ感動をお届けできることを願っております

今年もジャパン・アーツをよろしくお願いいたします!

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