2025/4/2
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伊藤悠貴(チェロ) 国際音楽コンクール「FLAME」 審査員長就任
伊藤悠貴(チェロ)が、国際音楽コンクール「FLAME」の審査員長に就任しました。
国際音楽コンクール「FLAME」はフランス・パリで開催され、ヨーロッパの若手演奏家登竜門として知られています。
第34回を迎える今回は、パリのスコラ・カントルム音楽院にて、4月14〜15日の二日間にわたって行われます。
国際音楽コンクール「FLAME」の公式ページ
https://www.concoursflame.com/a-propos?lang=en
伊藤悠貴は2009年のチェロ部門で第1位受賞。同年第3位にはエドガー・モローが入賞、2011年の第1位にはイヴァン・カリズナが入賞するなど、国際音楽コンクール「FLAME」は特にチェロ部門において、国際的なキャリアを展開する受賞者を数多く輩出しています。伊藤悠貴は2014年に初めて審査員として招聘。その後も度々審査員を務めて信頼関係を築き上げ、今年35才の若さでチェロ部門の審査員長(史上最年少)に任命されました。
この度、第34回パリ国際音楽コンクール「FLAME」チェロ部門審査員長としての役割を拝命し、光栄であると同時に身の引き締まる思いです。
去年から日本でも全日本学生音楽コンクール等で審査員を務める機会をいただいていますが、審査員の側からもいかに学ぶことが多いかを知り、コンテスタントとして参加されている奏者の皆様から大きな刺激をいただいています。
今回はコンクール直後に室内楽ツアーが控えているため長く滞在することは叶いませんが、今年はサン=サーンスの協奏曲やオール・フォーレ・リサイタル、またラヴェル、ドビュッシー、フォーレのフランス三大ピアノ三重奏曲一挙上演など、フランス音楽を深める機会を多くいただいており、パリの空気を目一杯取り込み、空き時間を美術館や芸術史巡りに充てて、大きなインスピレーションを得てまいりたいと思います。
スティルツ氏やコシェ=ザキーヌ氏という偉大な先生方に見守られ、重責を果たすべく全力で臨む所存です。伊藤悠貴
◆伊藤悠貴のアーティストページはこちら
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/yukiito/