【演出取消】圣彼得堡爱乐交响乐团 尼古拉·阿列克谢耶夫指挥
- 日時
- 2020年4月23日(木) 14:00
- 会場
- 东京歌剧城音乐厅
チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 11月16日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 WEB
- ② 11月17日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 TEL
- ③ 11月21日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 WEB
- ④ 11月23日(土・祝) 10:00a.m.~発売 一般
TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
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チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
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チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
普罗科菲耶夫:D大调第一交响曲「古典」 Op. 25
斯特拉文斯基:芭蕾组曲「火鸟」(1919年版)
柴可夫斯基:B小调第六交响曲「悲怆」 Op. 74
公演によせてMessage
オール・ロシア・プログラムの魅力を体感するコンサート
サンクトペテルブルグは「北のヴェネツィア」の別称を持つほど美しい古都である。歴史を感じさせるその街並を歩くと、この街が培ってきた重層的な文化というものを感じざるを得ない。サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の存在もこの街が誇る文化のひとつである。20世紀に入ってから、ムラヴィンスキー、そして後継者であるテミルカーノフによって育まれてきたそのオーケストラ・サウンドは世界中の音楽ファンを、もちろん日本の音楽ファンも虜にしてきた。常に変わらない音楽的な魅力を保ち続けていることを、2018年の来日公演でも確認することができた。
その前回の来日公演では、健康上の理由で来日できなくなったテミルカーノフに替わり、ニコライ・アレクセーエフが指揮台に上がった。レニングラード音楽院に学んだアレクセーエフはカラヤン指揮者コンクールなどに入賞し、欧米のオーケストラでも活躍する存在であるが、2000年からはサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー協会の副芸術監督も務めており、オーケストラと指揮者の関係は深い。それは実演からもよく分かった。あくまでも自然な音楽の流れのなかに、繊細な息づかいと配慮があり、それがほとんど阿吽の呼吸で作り出されて行く。伝統とはもちろん受け継がれて行くものだが、新たに作り出されるものでもある。アレクセーエフの指揮ぶりを見ながら、そんなことも感じた公演であった。
そのアレクセーエフが再びサンクトペテルブルグ・フィルと日本で共演する。今回はプロコフィエフの「古典」交響曲、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、チャイコフスキーの「悲愴」というオール・ロシア・プログラム。この本格的な名曲プログラムを午後のコンサートとして開催するのは、珍しいことだ。オーケストラが歴史的に育んできた名曲を、次代を担うアレクセーエフがどんな風に表現してくれるのか、期待が高まる。ロシア音楽、そしてロシアのオーケストラのサウンドを身体いっぱいに感じるコンサートとなりそうである。
片桐卓也(音楽ライター)
全国公演日程National performance
●:ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
◎:ニコライ・アレクセーエフ(指揮)
◇:エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)
◆:藤田真央(ピアノ)
▲:セルゲイ・ドガージン(ヴァイオリン)
△:庄司紗矢香(ヴァイオリン)