~ エイフマン・バレエ ~
世界各地から有数のバレエ団がやってくる巨大なバレエ市場、日本。
バレエ大国ロシアの巨匠振付家ボリス・エイフマン率いる精鋭集団が、
多くの人々からの熱烈なラブコールを受け21年ぶり待望の来日!
バレエ団が名刺代わりにしている演目「ロダン ~魂を捧げた幻想」と「アンナ・カレーニナ」を披露する。
長身の美男美女が繰り出す大迫力の超絶技巧、パッション溢れる舞台!
今までのバレエ公演とは一味も二味も違う演劇的・アート作品としても注目
世界中で唯一無二の
バレエ・エンターテイメント!!
エイフマン作品の魅力に惹かれ、ロシア全土および海外から終結した、磨き抜かれた“エイフマニズム”を体現するカリスマ的精鋭集団。
男性184cm以上、女性173cm以上という入団条件をパスした才能豊かなダンサーたちが、その身体表現の限りを尽くして踊る姿は圧巻であり、他に類を見ない踊りを通した溢れんばかりの感情表現で、ロシアをはじめヨーロッパ、アメリカなど世界中で人気を博し、常にその来訪を待ち焦がれられている。
バレエ大国ロシアにおいて、常にその話題の中心にある最も熱いバレエ団。
「考える人」「接吻」などを生み出した誰もが知る有名彫刻家の物語。
名声を築いたその裏には、ひとりの女性の存在があった・・・。
鍛え上げられた肉体を持つダンサーたちが、ロダンの名作「カレーの市民」「地獄の門」などを想起させる“彫刻作品”となっていくシーンは必見。
ロシアの文豪トルストイによる名作小説「アンナ・カレーニナ」。
社交界の華であり貞淑な妻であったアンナ・カレーニナが、若き将校ヴロンスキーと燃え上がる恋に落ち、夫カレーニンや社会からの厳しい批判を受け、幼い息子との日々を失っていき、ついには・・・・
主人公たちの限界の心理を表現するのは、ダイナミックなリフトや跳躍。世界中の観客が虜となったボリス・エイフマンの魔法がいかんなく発揮されるドラマティック・バレエの最高傑作。
《ロダン》。これは古典バレエの規範(ディシプリン)が磨き上げたダンサーの肉体を素材(マチエール)としてエイフマンが描く、残酷なまでに美しい愛のドラマである。
赤尾雄人(バレエ研究家)
アクロバティックでダイナミックなダンスが、言葉にならない狂おしい心の叫びを、そして消え入りそうな絶望の吐息をも描き出す。
桜井多佳子(舞踊評論家)
孤高の天才振付家エイフマンが、究極まで人間の肉体を探求したロダンの創作の秘密、そしてカミーユとの恋愛の本質に迫る。
鈴木晶(舞踊評論家)
エイフマンの振付には彼の世界観が見事に表現されていて、それを踊りこなすカンパニーのダンサーたちも素晴らしく、感動します。ストーリーを深く追求したエイフマン作品の魅力は、どなたにも感動をもたらす、素晴らしい舞台だと思います。
牧阿佐美(牧阿佐美バレヱ団主宰、新国立劇場バレエ研修所所長)
エイフマンのバレエは常に、愛、芸術への狂おしいほどの情熱を描く。 その身体表現は感情と一体化し、すさまじいまでに美しく大胆
村山久美子(舞踊評論家/ロシア舞台芸術研究家)
鮮烈な振付の中に、芸術を、そして人を愛するあまり狂気に至るヒロインに寄り添い、愛情深く見守るヒューマニストぶりを見せる巨匠
森菜穂美(舞台評論家)
めくるめく情欲と心理的葛藤を究極の身体表現へと昇華するエイフマンの世界に、ぞくぞくするほどの興奮と恍惚感をおぼえる!
沼野恭子(東京外国語大学教授)
音楽がダンサーの肉体を通して見えないセリフとなり、主人公の苦悩や喜び心情を細やかに描き出す。1つ1つの動きからは、言葉ではなく心の奥底の叫び、他人には聞こえないものが見えてくる。
田北志のぶ(バレエ・ダンサー)
惜しみなく繰り広げられる技巧的で美しいパ・ド・ドゥ。ダンサーの磨き上げられた肉体が、エイフマンによって更に彫刻されていく圧巻の舞台!
山本隆之(バレエ・ダンサー)
「彫刻家の精神が肉体的な動きを越え、「声」として感情が表れる『ロダン』は、まさに現在(いま)の「エイフマン・バレエ」に出会える作品です」
貝川鐵夫(新国立劇場バレエ・ダンサー)
「本を読んでいるように物語が進み、主人公の心の内側までが胸の奥に伝わってくる。それが、エイフマン・バレエの凄さです」
厚木三杏(バレエ・ダンサー)